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令和6年度 施政方針 未来の養父市をデザインする~心ときめく快適な社会の創造~(2)

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兵庫県養父市

▽デジタル技術の活用
これまで、デジタル技術の活用により、単に行政手続の簡便化、情報管理・共有の効率化といった行政事務の効率化を目指すのではなく、市民の快適で豊かな社会の実現に向けて、また、時と場所を選ばずに、市民が日常生活や社会参画ができることを目指して、様々な施策に取り組んできました。
その一つとして、国のポータルサイトであるマイナポータルを活用した行政手続のオンライン化については、優先的にオンライン化を推進すべき手続きとして国が示す手続きは、現在のところ27手続きであるのに対し、養父市では既に48の手続きが行えるようにするなど、市民の利便性や行政サービスの質の向上、快適な生活の実現を目指し、オンライン手続きを積極的に進めています。
このほか、デジタル技術を活用し地域との支え合いによる快適な社会を実現するため、令和4年度から「養父市デジタルヘルシーエイジング事業」に取り組んでいるほか、令和5年度には、91パーセントという、市区町では最も高い保有率となっているマイナンバーカードを活用し、オンライン投票や避難所運営の仕組みを構築しています。
このほか、昨年8月、全市民に交付した「やっぷるカード」を活用した新たな市民サービスの創出や地域課題の解決、メタバース「バーチャルやぶ」の活用により、つながり人口の創出を目指します。
あわせて、機器やサービスに不慣れな人のほか、機器等の利用が困難な人や利用しない人も、デジタル化の恩恵を実感していただけるように、高齢者等が身近な場所で相談や学習を行えるデジタルデバイト対策(情報格差対策)を進めます。
まちの将来像を見据え、人口減少や高齢化などの地域課題を解決するために、マイナンバーカードの高い保有率を誇る養父市は、今後も、デジタルを最大限に活用し、利用者起点で行政のあり方などを見直し、安全安心、快適で豊かな暮らしのできるまちを目指します。

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