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地域に学ぶ中学生 トライやる・ウィークを実施しました!

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兵庫県香美町

5月29日(月)から6月2日(金)までの5日間、3中学校の2年生112人が、町内の延べ58事業所で社会体験活動に挑戦しました。
期間中は、各事業所や指導ボランティアをはじめ、たくさんの人たちのご協力をいただきながら仕事を体験し、楽しさ、厳しさ、そして喜びなどさまざまなことを学びました。
生徒を受け入れていただいた事業所や指導ボランティア、また、温かい励ましの言葉をかけていただいた地域の皆さんには大変お世話になり、厚くお礼申し上げます。

■力いっぱい、体験活動に取り組みました!
・小代子育て・子育ち支援センターでは、小代中学校の生徒が子どもたちとおもちゃを使って遊びました。
・(一財)small is wonderful(吉滝キャンプ場)では、小代中学校の生徒が薪の準備をしました。
・大乗寺では、香住第一中学校の生徒が障壁画などの解説を行いました。
・美岡工業(株)では、村岡中学校の生徒が部品の検査などを行いました。
・たじま高原植物園では、村岡中学校の生徒が園内の清掃を行いました。
・射添幼稚園では、村岡中学校の生徒が園児たちと遊戯の時間を過ごしました。
・マロニエ村岡店では、小代中学校の生徒が商品へのラベル貼り作業を行いました。

■香美町役場では行政放送や、広報記事を作成しました!
香美町役場では、香住第一中学校の藏野倫誓(のりちか)さん、福島遼大(はると)さんの2人が、道路の補修作業や行政放送、インタビューや写真撮影などの取材活動を含めた広報記事の作成などにチャレンジしました。記事は、生徒が準備をした町ホームページでも公開していますので、各タイトルのQRコード(本紙参照)からご覧ください。

◆取り組みの一部を中学生記者がご紹介!
○大変だけど子どもたちを楽しませるために頑張る!
~町立香住小学校~
香住小学校では、香住第一中学校の生徒4人が仕事の体験をしていました。そのうち2人が授業で使うために、画用紙にマーカーを使って、イラストを描いて教材を作っていました。
これまでにも体験活動では、児童と遊んだり、掃除や草抜きをしたりしていて、この教材を作る活動が終わった後、運動会練習でコーンを並べる体験をすると話しました。
イラストを作っていた中田永絆(えな)さんは「あと2日だけど子どもたちが喜んでもらえるように頑張りたい」と楽しそうに語りました。
(文…藏野倫誓、写真…福島遼大)

○楽しく使える海の文化館に!
~町立ジオパークと海の文化館~
海の文化館では、香住第一中学校の生徒3人が安木浜で漂着物調査の体験で、流れ着いたプラスチックを拾っていました。
これまでにも体験活動では、自然学校の手伝い、ちくわ作りや、イカや魚の一夜干しなどをしていると話してくれました。
班長として、積極的に体験の中でみんなを引っ張っている山中晄里(ひかり)さんは「お客様に寄り添った接遇に頑張りたい」と語りました。
(文…藏野倫誓、写真…福島遼大)

○いざという時に実践できるように!
~美方広域消防署香住分署~
美方広域消防署香住分署では、香住第一中学校の生徒6人がAEDを使った胸骨圧迫の訓練を行っていました。3人1組で、胸骨圧迫・電話をする・AEDをもってくる役割に分け、ローテーションで行っていました。
これまでにも、救助訓練などを行っていて、この日の午後からは、一人ずつ今まで習ったことの総復習としてテストを行う予定とのことでした。
実際に体験した中村怜煌(れお)さんは「教えてもらったことをトライやる・ウィークだけではなく自分の生活でも生かしていきたい」と語ってくれました。
(文…福島遼大、写真…藏野倫誓)

◆1週間の体験活動を終えて…
○藏野倫誓さん(香住区七日市)
行政放送では、少し緊張して大変でしたが、大きな声ではきはきと、そしてゆっくり丁寧に放送することができたので良かったと思います。また、親戚や近所の人から「上手だったよ」と声をかけてもらったのでとても嬉しかったです。この5日間で学んだことを今後に生かせるといいと思います。

○福島遼大さん(香住区香住)
広報の取材では、写真は上手く撮ることができたけれど、インタビューは緊張しました。記事作成は、文章やタイトル、文字の大きさ・色を考えるのが大変でしたが、最終的にいい記事を書くことができて良かったです。役場の仕事が香美町のみんなの生活を支えてくれているんだなと改めて感じました。

※写真は本紙をご覧ください。

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