様似町地域おこし協力隊による「活動報告会」が3月22日(金)、中央公民館小ホールで行われ、隊員3名から様似町での活動、今後の目標について発表がありました。
報告会には町民約30名が参加し、隊員による活動報告の後には、髙橋隊員が用意したアポイ豚の角煮が参加者に振る舞われ、意見交換が行われました。
■徳重 誠(とくしげまこと)さん
出身:鹿児島県
活動:地域課題解決
令和2年4月に地域おこし協力隊に着任。地域課題解決の分野で活動を行っています。今年度で協力隊の任期は最終年度になります。
4年間の活動報告として東京大学の学生と地元高校生との交流事業や観光案内所のECサイトの作成、観光まちづくりワークショップ、副業の野菜販売など、さまざまな活動について報告をしました。
今後は「マルチワーカー(複数の仕事を組み合わせて働くこと)として3年間でやってきた仕事を組み合わせて働くために、合同会社アポイワークスを設立しました。町の便利屋として働いていきます。また、様似町には現在、訪問看護ステーションや看護小規模多機能型居宅介護事業所が無く、浦河町に依存している状態が続いているので、そのような“通い”と“泊まり”を併用できるサービスについても考えていきたいです。」と語ってくれました。
■髙橋 風(たかはしふうた)さん
出身:浦河町
活動:観光振興
令和4年10月に地域おこし協力隊に着任。様似の観光振興の分野で活動を行っています。
令和5年度の活動報告として、キャンプダイニング(キャンプ+ダイニングバー)の実施とプロモーション・集客への課題や親子岩ふれあいビーチ・キャンプ場の整備・管理・運営のお手伝いのほか、プレハブ・イベントテントで海の家の運営、日高観光ミーティング2023への参加について報告しました。
今後は「来年度も引き続き、イベントやツアーのお手伝い、海の家・キャンプイベントなどに携わりながら、観光を通して町おこし・活性化についてアウトプットを増やしていきたいです。」と語ってくれました。
■大杉鉄平(おおすぎてっぺい)さん
出身:大阪府
活動:観光振興
令和4年12月に地域おこし協力隊に着任。様似の観光振興の分野で活動を行っています。
令和5年度の活動報告として、様似ステーションライブ2023の開催や地場産フェアでの協力隊ブースの出店、旧駅利活用について他町への視察、グローバルグルメフェスティバルの開催について報告しました。
今後は「4月からは協力隊の活動を終え、様似町役場に就職します。今まで行った主催イベントは継続して実行していきたいと考えています。みなさんの応援とご協力ありがとうございました!」と語ってくれました。
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