文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和4年度 育てる漁業体験塾活動報告

15/35

北海道せたな町

瀬棚小学校の3・4年生が6月24日から3月9日にかけて、「総合的な学習の時間」を利用し、ヒラメ飼育などの学習を行いました。
これは令和5年9月17日に厚岸町で開催される「全国豊かな海づくり大会」の関連事業「大きくなって帰っておいで!育てる漁業体験塾in北海道(海と日本2022)」の一環として、子どもたちがつくり育てる漁業(栽培漁業)の仕組みを学び、水産資源に関わる仕事が経済に貢献していることへの理解を目的に行われているものです。
6月24日に水産普及所などからヒラメの生態や飼育方法について、学習しました。
8月31日に水槽を設置し、約3cmのヒラメの飼育を始め、2人1組で、毎日、餌をやりながら観察しました。
10月20日に4千尾のヒラメの標識放流にあわせ、飼育していた体長約5cmになったヒラメにもスパゲッティタグと呼ばれる標識を打ち込み、瀬棚港から樋を使い「大きくなって帰ってきてね」などと声をかけながら放流しました。
11月1日には、ひやま漁業協同組合青年部瀬棚支部斉藤副部長からヒラメの漁法について説明があり、その後に行われた捌き方の実演で「心臓はどこですか」など質問しながら興味深そうに見学していました。その後、ヒラメとカレイ(マツカワ)のフライの食べ比べが行われ、「どっちがヒラメか分からない」などの声が上がっていました。
3月7日に「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラムまとめ発表会」にあわせて、瀬棚小学校2年生や「育てる漁業体験塾」の関係者の前でこれまで学んだヒラメの生態や飼育について発表しました。発表者からは「ヒラメの飼育について楽しかった」との声があり、発表を聞いていた2年生もヒラメの飼育に興味を示していました。
3月9日に北海道ヒラメ栽培漁業推進協議会の協力により、町内の小中学校に学校給食でヒラメのフライが提供され、「やっぱりおいしい。」「ヒラメは刺身では時々食べるけど、フライは初めて食べた。おいしい!」など感想を述べていました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU