■新年のご挨拶
せたな町議会議長 平澤 等
新年、明けましておめでとうございます。令和6年の新春を迎えるにあたり、町議会を代表いたしまして、ご挨拶を申し上げます。
町民の皆様におかれましては、本年が希望と思いやりにあふれ、優しさに包まれた輝かしい一年であることを心から願うところです。
昨年を振り返りますと、約3年にわたる新型コロナウイルス感染症は5月より5類相当へ移行されましたが終息の見通しは難しい状況です。しかし、働き方改革を含め様々なことが変わる中で、これまでの日常が戻りつつあります。
また、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1年半となり、国際情勢の変化による影響が未だ続いております。これらの影響は日常生活にまで及び、原油や電気等のエネルギー価格、さらには食料品などの物価が高騰し、基幹産業である農林水産業従事者や、事業経営者を含む町民の皆様の生活は、非常に厳しい状況にあったと思います。
さらに、昨年は過去最高となる猛暑となり、各種産業や人々の健康に大きな影響を及ぼしました。
町議会としても、人口減少対策、産業の振興及び地域医療の確保など、課題が山積する中、並行してこれらの物価高騰対策等に町と連携して取り組んでおります。
また、ウィズコロナの下、社会経済活動の正常化が進み、観光業を中心に回復傾向の動きが見られることから、国の施策動向や地域経済状況を見極めながら、町行政と協力し、一丸となって町の発展のため、さまざまな振興施策を講じ、将来を見据えた産業経済・公共福祉・環境保全・教育文化などの事業推進に努めてまいりますので、町民皆様の一層のご支援とご協力をお願いいたします。
結びに、本年が皆様にとりまして、新たな希望に満ちた幸せな年となりますことを心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
■新年を迎えて
せたな町教育委員会教育長 小板橋 司
明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、希望に満ち溢れた輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、本町教育行政に対し、あたたかいご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行されたことにより、外出などの制限がなくなりました。活動の制限がなくなり、日常が戻りつつあるなか、本町の中学校野球部の合同チーム(北檜山・瀬棚・大成)が全国大会でベスト8という快挙を成し遂げました。このような子どもたちの活躍が多く見られた1年であり、元気を与えなければならない立場でありながら、反対に子どもたちから元気をもらった1年でもありました。令和6年においては、子供たちに元気を与えられるよう、明るい未来を信じて、確かな足どりで進んでいこうと思っております。
今年は「第3次せたな町教育推進計画」(5か年計画)の最終年度であり、「第4次せたな町教育推進計画」の策定年度ともなります。「ふるさとの未来を創る新しいせたなの教育」の実現に向けて子どもたちの希望が膨らむ豊かな教育活動を推進していきます。
学校教育では、小中学校とも学習指導要領に示されております「生きる力」を育むことを基本に、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の三要素がバランス良くとれた子どもの健全育成に取り組み、基礎学力の定着及び向上を目指していきます。
社会教育では、昨年4年ぶりに町民文化祭の芸能発表が開催され、多くの来場者で賑わう様子を伺うことができました。ご尽力くださいました関係各位にお礼申し上げます。今年も多様なニーズに対応した事業の推進に努めてまいります。
これからも関係機関と連携をとり、教育委員会が一丸となって取り組んでまいりますので、町民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。
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