■子どもを事故から守ろう
3月は引っ越しや入学準備などで慌ただしい時期となり、子どもから目を離してしまうこともあるかもしれません。子どもの死亡原因は「不慮の事故」が多いため、周囲にいる大人たちが子どもの身の回りや環境にちょっとした注意を払い、対策をして事故を未然に防ぎましょう。
◆事故の事例と対策
◇ボタン電池を飲み込んだ
・子どもが飲み込めそうなものを手の届くところに置かない
・子どもから見えるところで電池交換はしない
◇テーブルの上の熱湯が入っているポットを子どもが誤って倒してしまい、頭部に熱湯がかかった
・電気ポットなどは、チャイルドロックなどがついている安全な製品を使用し、電気コードを引っ掛けないよう置き場所に配慮する
・やけどのおそれのあるものは、子どもの手の届くところに置かないようにする
◇親が浴室から出て髪を乾かしていたが、浴室が静かになったため戻ってきたところ浴槽内で子どもが溺れていた
・子どもは大人の後に浴室に入り、先に浴室から出るようにする
・子どもだけで入浴させないようにする
◇親が子どもの手に気づかずに自動車のドアを閉めてしまい、指がはさまれた
・自動車のドア、窓を閉鎖するときは、必ず子どものいる位置を確認する
◇屋根の雪が落ちて頭にぶつかった
・雪や氷が落ちる恐れのある軒下などに立ち入らないよう注意を払い、通行している歩行者に対しても看板やロープなどを設置し注意を促す
◆消防署では、子どもを対象とした応急手当について学習する救命講習も行っています。内容、日程などお気軽にご相談ください
問合せ:上富良野消防署
【電話】45-2119
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