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第3期小林町政 所信表明

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北海道中頓別町

任期満了に伴う町長選挙および町議会議員選挙が4月18日に告示され、選挙の結果、中頓別町長選挙では無投票で現職の小林町長が再選し、中頓別町議会議員選挙についても無投票により8名の議員が当選しました。4月24日には中頓別町選挙管理委員会から当選証書の交付が行われました。
4月21日、小林町長が3期目の初登庁。訓示を行い、子ども子育て支援や地域医療提供体制、産業対策など2期8年進めてきた政策の継続を3期目の決意とし、職員と共有しました。
5月12日には、選挙後初となる第3回臨時会が行われ、議長、副議長、各委員長など議会構成が決定しました。

◆中頓別町議会議員の紹介
蓮尾 純一(44)
星川 三喜男(68)
宮崎 泰宗(40)
細谷 久雄(65)
長谷川 克弘(55)
西浦 岩雄(73)
吉田 智一(63)
髙橋 憲一(72)
※敬称略

◆中頓別町長 小林生吉―所信表明―
先の中頓別町長選挙において3度目の当選をさせて頂き、引き続き、町長の重責を担うことになりました。これまで応援していただいている町民の皆様に感謝申し上げますとともに、その負託に応えるべく一層の精進を重ねていきたいと思います。
この3年あまり、町民の暮らしは新型コロナウイルスからの感染に備え多くの制約を受けるとともに、ロシアによるウクライナ侵攻や円安、物価高騰など政治・経済が大きく揺らいできました。新型コロナウイルス感染症の位置づけが五類となり新たなステージに移行したとはいえ、国内、国外ともにまだまだ先を見通せない状況が続いていくことと思います。
私たちは、こうした状況のなかであっても、町民の皆さんが少しでも多く幸せを感じながら地域で暮らし続けていけるよう、まちづくりを進めていかなければなりません。我が国全体として人口減少が進む中で持続可能な地域をつくっていくことは困難なことですが、とりわけ条件が厳しい中頓別であっても、未来をあきらめず、この町への誇りをもって前に進んでいくことが私の使命であると考えています。
選挙に臨むにあたって、私は「安心と希望を!未来につなぐまちづくり」を掲げ、町民の皆さんに以下の重点政策に取り組むことをお約束しました。
・人生100年の学びの拠点づくりで、学びをとおした全世代の交流を推進
・地域医療提供体制・地域包括ケアの一体的改革の推進
・結婚、出産、子育てに切れ目のない支援で寄り添う
・健やかで心豊かな暮らしをつくる健康づくりを推進
・すべての人が生きやすい、分かち合いささえ合う地域共生社会へ
・コロナで厳しさをました地域経済の活力を取り戻す
・きびしい環境にある基幹産業・酪農を守り、六次産業化を推進
・森林・林業を持続・成長できる産業に
・ゼロカーボンとSDGsを推進し持続可能な地域社会へ
・ことわらない相談とあきらめない支援
・女性や若い世代が活躍できる地域へ
このほかにも、防災やDXの推進、移住・定住促進、働き方改革、行財政改革と人材育成にも取り組むと表明しています。この多くは、これまで取り組んできた政策につながっていますが、未来を見据えた新たな課題にも挑戦していかなければなりません。しっかりと結果が出せるよう全力で取り組んでいく覚悟です。
安心して暮らし続けていくため、分かち合い、ささえ合う豊かでしなやかな地域共生社会を築くとともに、医療や介護、福祉、健康、子育てなどへの支援のさらなる充実に取り組むとともに、希望を持って暮らし続けていくため、地域の経済基盤の強化とともに、多様な学びと交流の機会を増やし、やりたいこと、なりたい自分を見つけ、それを実現したいと思えるまちづくりを進めていきます。
私の基本姿勢は、町長に就任した時から不変です。町民の悩み、課題、困難に寄り添いそれに共感できる「やさしさ」をまちづくりの心とするとともに、「公正・公平」な判断、政策を実現する「実行力」を大切に町政運営に臨んでいきます。
以上、町政3期目にあたっての所信を申し述べさせていただきましたが、政策の実現に向け、これまで以上に情報の共有と町民参加、改革に取り組む議会における議論を大切にしていきたいと考えています。町をあげて町民が力を合わせてまちづくりを推進できるよう、特段のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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