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ワインづくりへの挑戦 File.5

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北海道中頓別町

ブドウ栽培の秘密-夏の手入れが甘さの秘訣!?-

今月は、試験栽培ほ場の6月~7月の栽培作業および、生育状況をご報告します。

こんにちは。地域おこし協力隊・ブドウ栽培担当の山口です。
いよいよ8月。夏真っ盛りですね。中頓別での初めての夏を楽しもうと思いきや、中頓別の夏はもうあと少しで終わってしまうのですね。埼玉県出身の私としては信じられない気持ちです。
そして夏も終わるとあと2ヶ月ほどでブドウの収穫となります。こちらも初めてなのでちゃんとしたブドウが採れるのか、楽しみもありつつドキドキもしています。
6月~7月にかけては、甘みが豊富でワイン造りに適したブドウをとるための作業をしました。夏季管理と呼ばれるもので、新梢整理(しんしょうせいり)、摘心(てきしん)、副梢整理(ふくしょうせいり)、摘房(てきぼう)…と何やら小難しい単語が並びますね。私も最初はさっぱり理解できませんでした。全部説明するには紙面が足りないのでざっくり説明すると、要はブドウの樹をさっぱりさせるのが目的です。
写真を見ていただいた方が早いですね。左側のように生い茂ったブドウの枝を、右側のようにスッキリさせます。こうすることで実にも葉っぱにも日光がよく当たるようになり、甘くて熟したブドウに近づきます

このような作業を経て甘み豊かなブドウが造られ、美味しいワインへと生まれ変わります。
来月は、もう間もなく収穫ということで、大きく膨らんだブドウの様子をお見せできるかと思います。お楽しみに!

お問い合わせ:産業課 産業グループ
(【電話】01634-8-7662)

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