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自治体の皆さまへ

令和5年度 市政執行方針(2)

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北海道伊達市

(3)「安心安全に生活できるまちづくり」
子どもや若者、高齢の方、障がいのある方など、伊達市に住む誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めるため、経済的な支援のほか、生活環境・教育・文化・医療・福祉などさまざまな分野において、市民一人ひとりが安心と心の豊かさを感じられる取組を図ってまいります。

(4)「地域経済に活気のあるまちづくり」
将来にわたり安心して暮らせるまちをつくるためには、地域に活力を生み出す産業が持続的に発展していくことが必要です。
関係団体と連携しながら、生産性の向上や中小企業の人材育成や後継者の確保など、事業者に対する支援を行ってまいります。

(5)「市民一人ひとりの声を聴くまちづくり」
まちづくりの主役は市民の皆さまです。市民一人ひとりの声をまちづくりに反映させるために、十分な情報公開を行うとともに市民の皆さまとの対話の機会を設け、行政と市民が協働でまちづくりを進めることができる環境づくりに取り組みます。

(6)「充実した行政サービスを提供できるまちづくり」
持続可能なまちづくりのためには、安定した財政基盤の確立が必要です。財政規律を守りつつ、真に必要な行政サービスを提供できる市政を実現するため、市職員が働きやすい環境をつくるとともに行財政改革と事務事業の見直しを進めてまいります。

(7)「伊達市の将来を見据えたまちづくり」
北海道電力伊達発電所の休止問題や中心市街地の在り方など、取り組むべき重要課題については、関係機関などと十分な連携を図るほか、市民ニーズを把握しながら、将来の伊達市のあるべき姿を見据えスピード感を持って課題解決に取り組んでまいります。

以上、7つの基本政策の概要を述べさせていただきました。本市を取り巻く環境は常に変化していきますが、今後起こりうるあらゆる困難や課題に対しても果敢にチャレンジする必要があると考えております。今後のまちづくりの方向性を市民の皆さまと共有しながら、将来にわたり希望が持てる伊達市をつくってまいります。

◆補正予算編成の考え方
ロシアによるウクライナ侵攻などの影響による物価高騰の長期化により家計への負担が増大するなど、いまだ先行きが見通せない状況となっております。
こうした状況の中、本市におきましても、財政運営の根幹である市税や地方交付税の大きな伸びが見込めない一方で、物価高騰による物件費の増大など非常に厳しい財政環境の中、令和5年度一般会計の当初予算は、継続事業や市民生活に必要な事業を切れ目なく執行できるように、必要経費を「骨格予算」として計上したところであります。
今後の補正予算編成の考え方といたしましては、市民の皆さまの生活や地域経済の実情を勘案しつつ、事業の必要性や効果、適切な実施時期を十分見極めたうえで、公約と結び付けながら一つひとつ実現していけるよう予算措置を行っていく所存であります。

◆おわりに
私はこのまちで生まれ育ち、一度は伊達市を離れましたが、戻るたびに、ふるさと伊達市の良さを実感してまいりました。穏やかな気候、大滝区に代表される豊かな自然、人々の温かさ、全国に誇れる農産物や海産物など、多くの魅力があり、これらの魅力を磨き上げることでさらに良いまちにできると確信しています。
「これからも伊達市に住み続けたい」と思っていただけるまちにするためには、将来にわたり安心して住み続けられる環境を整えるほか、伊達市の魅力を磨き上げ、これからの世代に引き継いでいく必要があります。
そのためにも、まちづくりの主役である市民の皆さまやまちに関わる人々の知恵と思いを結集し、子どもの笑顔によって、まち全体に笑顔が広がり、元気と活気に満ちた「子どもの笑顔が真ん中にあるまち」となるよう、全身全霊をかけて職責を果たしてまいります。

市議会議員並びに市民の皆さまの温かいお力添えを重ねてお願い申し上げ、私の所信表明といたします。

問合せ:企画財政課企画調整係(市役所2階)
【電話】82-3114

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