家庭はすべての教育の出発点 ～未来を担う子どもの健やかな成長のため～

14／41

家庭は、子どもたちが楽しく暮らし安らぐための居場所であり、社会へ巣立つまで成長を続ける場所でもあります。
子どもともっと一緒に過ごしたくても、忙しい毎日の中でなかなか時間的・精神的ゆとりを持てなかったり、ひとりで悩みを抱えたりと大変な毎日です。子育てには努力することや困難なこともありますが、子どもたちの健やかな成長はもちろんのこと、社会全体にとっても大きな喜びです。
「家族」をつくることの喜びや「お父さん」「お母さん」を楽しみながら、子どもと一緒に、少しずつ子育てに取り組んでみませんか。

◆夫婦で共同して子育てをする
子育ては母親の仕事、そう思っているお父さんはいませんか。母親だけが子育ての責任を負い、父親の理解や協力がないままでは、母親の子育てに対する不安感や負担が増したり、母と子の関係が不安定になったりする心配があります。
父親がもっと家庭の中での役割を積極的に担い、夫婦で「しつけ」について話し合ってみませんか。

◆まずは家庭で思いやる
子どもの成長につれ、子どもの生活する世界は家庭を越えてますます広がり、人間関係でもさまざまな経験をすることになります。
そうしたとき、家族の優しさや思いやりがあるとそれが励ましになり、子どもにとっては勇気を持って問題を解決する力になるでしょう。

◆子どもを思いやる
思いやりとは、子どものことを良く知ることです。よく耳を傾け、子どもの中の世界がどんなものなのかを理解しようとし、たとえ親の思う通りでなくても、その子の世界を受け入れることです。
子どもが親に話をすることが安心で楽しくなり、いじめなどの悩みも自然に打ち明けられるよう、思いやりの心を持って接してみませんか。

子育てなどで悩んでいることはありませんか。そのようなときには、市子育て支援課に気兼ねなく相談してみましょう。

問合せ：
・子育て支援課児童家庭係(市役所1階(6)番窓口)
【電話】82-3194
・生涯学習課社会教育係(第2庁舎)
【電話】82-3299