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特集 北海道新幹線倶知安駅開業まであと7年 まちの未来を乗せて(2)

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北海道倶知安町

■北海道新幹線倶知安駅デザインコンセプト「羊蹄の四季の恵み~ふるさとと世界が出会う駅~」
学識経験者や町内の各団体から推薦を受けた計10名で検討を進める「北海道新幹線倶知安駅周辺整備推進委員会」において、新幹線倶知安駅のデザインコンセプトを「羊蹄の四季の恵み~ふるさとと世界が出会う駅~」と決定。
「自然と調和する駅づくり」、「ふるさとと世界が出会う駅づくり」を要望事項として盛り込んだ要望書を作成しました。

▽ふるさとと世界が出会う駅づくり
地域住民と来訪者の双方にとって親しみやすい空間となり、「駅周辺を含めた新たなにぎわいを創りたい」という思いを込める。
・地域のにぎわいを感じられる駅…地域の伝統・文化やにぎわいを感じられる駅
・周辺景観と調和した駅…駅前通りの街並みや駅周辺の自然環境と調和している駅
・世界的なリゾート地の玄関口にふさわしい駅…世界中の人が訪れるリゾートにふさわしい駅

▽自然と調和する駅づくり
豊かな自然、四季折々にさまざまな恵みをもたらす羊蹄山やニセコ連峰に感謝し、「自然環境と調和する駅づくりを目指す」という思いを込める。
・羊蹄山が眺望できる駅…地域の象徴である羊蹄山を見られる駅
・地域産材を活用した駅…地域の木材などを使用した暖かみを感じられる駅
・四季を感じられる駅…豊かな自然・四季折々の景色を感じられる駅

■新幹線倶知安駅のデザイン どうやって決まる?
新幹線倶知安駅を整備するJRTTでは、今年度中に「羊蹄の四季の恵み~ふるさとと世界が出会う駅~」のコンセプトを踏まえて作成した新幹線倶知安駅のデザイン素案を複数、町へ提案する予定です。
それを受けて町では、町民アンケートを実施するなどしてJRTTへ推薦するデザイン案を決定する予定です。

▼新幹線倶知安駅デザインの検討スケジュール
▽令和2年
駅舎デザインに関する要望書の作成や駅舎および駅前広場の整備に向けた検討を行うため「北海道新幹線倶知安駅駅舎デザインコンセプト検討委員会」を設置

▽令和3年から
駅周辺整備とまちなかのにぎわい創出に向けた取り組みを推進するため「北海道新幹線倶知安駅周辺整備委員会」を設置

▽令和4年7月
町がJRTTへ「北海道新幹線倶知安駅の整備に関する要望書」を提出

▽令和5年(今年度)
JRTTが町へ「駅デザインの素案」を提案
町が駅デザインに関する「町民アンケート」を実施(予定)
町がJRTTへ「駅デザインの推薦案」を提案

最終的な駅デザインは駅舎の着工前にJRTTが決定します(具体的な時期は未定)

■動き出す高架橋工事
今年に入り町内では、3工区で総延長約9キロに及ぶ高架橋工事が本格的にはじまりました。高架橋の高さは約10メートルで、その上に騒音対策として防音壁が設置されることになります。住宅地に近い建物が密集するエリアの防音壁の高さは4.5メートルに計画されています。
工期はそれぞれ令和9年までを予定し、令和6年度からは南一線跨線橋の撤去、平面化の工事もはじまる予定です。
道道倶知安ニセコ線は、令和7年度から令和10年度にかけて車両通行止めが予定されており、(歩行者は通行可能)その際の車両迂回路(うかいろ)については、現在、関係機関と協議を進めています。
詳細が決まりましたら、広報紙などでお知らせしますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

▽倶知安駅高架橋工区
市街地から琴平地区にかけての延長3,160メートルの区間
工期:令和9年6月3日まで

▽琴平高架橋工区
琴平地区から高見地区にかけての延長3,395メートルの区間
工期:令和9年5月26日まで

▽岩尾別高架橋工区
高砂地区から岩尾別地区にかけての延長2,354メートルの区間
工期:令和9年7月9日まで

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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