特集 北海道新幹線倶知安駅開業まであと7年 まちの未来を乗せて(1)

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■明かり工事がいよいよスタート
平成29年5月からはじまったトンネル掘削工事に続き、今年に入り、明かり工事と呼ばれる高架橋工事が本格的にはじまるなど、「私たちの町に新幹線がやってくる」ことを、多くの町民の皆さんが実感するようになっているのではないでしょうか。
倶知安町では、昭和49年に「北海道新幹線倶知安駅実現促進期成会」が、平成17年には「北海道新幹線札幌延伸を強く願う倶知安期成会(現在の北海道新幹線建設促進倶知安期成会)」が設立され、新幹線倶知安駅の実現や、札幌延伸の早期実現のために、官民一体となって関係機関への要望活動などを行ってきました。
その後、平成28年3月26日には、待望の「北海道新幹線新青森～新函館北斗間」が開業。
2030(令和12)年度末を予定する「北海道新幹線倶知安駅」の開業まで、約7年となりました。

■新幹線駅開業に向け大きく動き出す
北海道新幹線倶知安駅実現促進期成会設立から約50年が経過した今年度は、本格的な高架橋工事がスタートし、新幹線倶知安駅のデザインに関する検討を進めていくなど、開業に向けて大きく進む一年となります。
今月号の特集では、今年度に新幹線倶知安駅のデザイン推薦案を絞り込む作業が行われる予定であることから、町が作成した「新幹線倶知安駅のデザインコンセプト」について、あらためて紹介するとともに、「倶安駅高架橋工区」をはじめとする高架橋工事の概要についてお知らせします。

■北海道新幹線のあれこれ知ってるかな!?
(1)「新函館北斗～札幌間」の線路の長さは?
約212キロ
(2)町内を通るトンネルの長さは?
羊蹄トンネル：9,750メートル
二ツ森トンネル：12,630メートル

■どうなる!?新幹線倶知安駅
北海道新幹線倶知安駅を整備するのは「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(以下、「JRTT」)」ですが、町は昨年7月にJRTTに対し、町民アンケートの結果などを踏まえ作成した「北海道新幹線倶知安駅の整備に関する要望書」を提出。
ここでは、その内容について紹介するほか、駅デザインが決定するまでのスケジュールについてお知らせします。

「北海道新幹線倶知安駅の整備に関する要望書」は町HPで見ることができます。