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議会だより No.383 議会広報委員会(4)

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北海道北竜町

【一般質問】
3月7日に開会された第1回定例会では、4名の議員から5件の一般質問がありました。
■小松議員 帯状疱疹ワクチン接種について
◇小松議員
帯状疱疹は80歳までに3人に1人が発症すると言われている。50歳以上の人はワクチンを接種することによって予防することができる。
自治体によってはワクチン補助をしているところもあるが、北竜町として接種費を助成する考えはないか伺う。
◇佐野町長
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気であり、赤い斑点と水ぶくれが帯状に生じ、痛みを伴う。加齢や疲労、ストレスなど、免疫力の低下が原因となり、50歳代から発生率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われている。
町民の感染状況は、レセプトで確認したが、帯状疱疹を含む水ぼうそうやはしか等ウイルス性皮膚疾患について、40歳以上の国保加入者及び後期高齢者保健ではそれぞれ10人が確認され、罹患率については国や道より低い数値となっている。
予防には日ごろから体調管理に心がけ、免疫力が低下しないようにすることが大切だが、ワクチン接種により予防することができる。
現在2種類のワクチンがあり、接種を受けた場合、それぞれ1万円、若しくは5万円程度かかる。全国的にもワクチン接種に対する助成の動きがみられるが、道内自治体の助成状況については、5町で助成を実施している。帯状疱疹ワクチンについては、接種を希望する方が任意で受ける予防接種と位置付けられているため、本町においてワクチン接種の助成について検討した経過はないが、患者数の増加や、合併症のリスクもあるため、助成について検討していきたい。

■尾﨑議員 マイナンバーカードの是非と今後の扱いについて
◇尾﨑議員
個人識別番号「番号法」が成立したのが平成25年5月。令和2年での全国普及率は16%だったのが、マイナポイントの付与で令和4年10月末に51.1%、その後ポイント付与最終2月末で全国平均が70%を超える結果となった。
しかし、個人情報漏洩やセキュリティ体制のへの不信感、銀行口座との紐付けや紛失した場合の不安がある中、カードの設計不良も発生している。本町では時間外窓口を設けて平日に来庁できない町民や普段出向けない方には出前の方法でも取り組まれていることは存じている。
○時間外窓口開設に要した人員・時間・日数と、後も取り組む予定はあるのか。
○取得希望しない町民は今まで通りで可能か。
以上理事者に伺いたい。

◇佐野町長
1月末時点での全国カード交付率は60.1%であり、北竜町は77.35%となって未取得者は300人程である。カードのセキュリティについては、カード本体にはプライバシー性の高い情報は記録されておらず、不正に情報を取得しようとすると自動的に情報が書評され、更に使用時には必ず暗証番号が必要になるなど、万全な対策が施されている。
国は「デジタル田園国家構想交付金」としてカードの申請率の高い自治体へ、優先してデジタル化の推進に必要な交付金を交付するとしている。本町の時間外窓口の取り組みは令和2年7月より取り組んでおり、当初は月に3回開設しておりましたが、現在は月一回、戸籍係2名が対応し、開設時間は17時15分から19時、2月までに46回開設、利用者は38人となっており、今後もカード申請者に対する商品券の交付や出張申請の対応など、申請しやすい環境づくりを継続する。
また、これまでの健康保険証は令和6年で廃止し「マイナ保険証」へと転換するが、未収得者や紛失した人などには資格確認書を発行する規定も盛り込んでいる。

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