■第31回 認知症を予防するためには
(担当:大平みらい)
早いものでもう7月、ひまわりの季節がやってきました。今回は認知症の話をしたいと思います。65歳以上の人の7人に1人は認知症といわれており、今や誰がなっても不思議ではない病気になっています。脳の老化は30代から始まると言われています。もちろん個人差はありますが、予防的な行動は誰にでもできます。普段から下の5つのコツを意識していきましょう。
■認知症を予防する5つのコツ
(1)健康的な食生活を 心がけましょう
特に魚や野菜、果物をバランス良く食べる食事は軽度認知障害のリスクを低減させるという研究結果があります。
(2)適度な運動をしましょう
運動習慣のない人は、認知症の発症リスクが1.4倍になると言われています。
(3)人との交流を大切にしましょう
社会参加の機会が少なく、人との交流が少ない人ほど認知症の発症リスクは高いと言われています。
(4)生活習慣病の予防と治療が大切です
糖尿病はアルツハイマー型認知症発症リスクを2倍に、高血圧は脳血管性認知症発症のリスクを10倍にすると言われています。
(5)禁煙しましょう お酒はほどほどに
喫煙者の認知症発症リスクは2.7倍、お酒も飲み過ぎると認知症のリスクになることが分かっています。
■北竜町では、認知症になっても安心して暮らせるための取り組みをしています。
認知症物忘れ相談:月2回、和地区と碧水地区で実施しています。
認知症初期集中支援チーム:医師・保健師・社会福祉士がチームとなり、認知症が疑われる方に対して支援を行います。
認知症地域支援推進員:認知症の方やその家族の方の相談にのり、支援を行います。詳しくは【住民課介護予防係(【電話】34-2111)】までご連絡ください。
■7月の保健・介護予防行事
○認知症物忘れ相談
10日(月)10:00~12:00 ココワ研修室
24日(月)10:00~12:00 碧水地域支え合いセンター
○乳幼児健診
20日(木)12:00 すこやかセンター
※変更になる場合がありますので、防災無線等でご確認ください。
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