●「ヒグマとの事故を防ぐために」
(1) 複数で行動し、音で存在を知らせましょう。
野山には1人で入らず、複数で行動するようにしましょう。
入山するときは、クマ鈴やラジオ等を持ち、会話しながら、人の存在を知らせましょう。
ただし、人由来の食物を口にしたことがあるヒグマは、人の出す音を聞き、近づいて来るなどの例外もあるので、注意が必要です。
(2) ヒグマの出没情報等に気を付けましょう。
ヒグマは、市街地、公園、河川敷、緑地帯など、身近な場所にも潜んでいる可能性があります。
自治体のホームページや、新聞やテレビなどで、ヒグマの出没情報等を確認しましょう。
(3) 残飯や生ゴミの処理には注意しましょう。
ヒグマは、いったんゴミの味を覚えると、それを目当てにゴミ捨て場などに繰り返し出没するようになります。
ゴミを野外に放置したり、埋めたりしないようにしましょう。
(4)フンや足跡、食べた跡を見つけたら、すぐに引き返しましょう。
ヒグマのフンや足跡、草や木などが食いちぎられた跡などを見つけたときは、すぐに引き返しましょう。
(5) 落ち着いて行動しましょう。
万が一、ヒグマに遭遇した場合は、落ち着いて行動しましょう。
●「慣れた山にも 隠れた危険が!」
慣れた山でも、油断による「危険な落とし穴」があることを忘れず、次の点に注意しましょう。
(1) 行き先を家族に伝えましょう。
行き先が分からないと、捜索開始が遅れます。行き先や帰宅時間を家族に伝えましょう。
(2) 無理に山奥に入らないようにしましょう。
慣れた山でも、油断は禁物です。
自分の体力や体調、天候や時間に合わせた行動をしましょう。
(3) 単独での入山は避けましょう。
万が一、迷ったり、怪我をした場合、一人では救助要請ができません。
山の中では、絶えず声を掛け合いながら、お互いの位置を確認しましょう。
(4) 目立つ色の服装で入山しましょう。
万が一遭難した場合、ヘリコプターが上空から救助に向かう場合もあります。
上空からは、赤色や白色系の服装が目立ち、発見されやすくなります。
(5) 携帯電話やホイッスルを持ちましょう。
携帯電話があれば、非常時の連絡手段として、助けを求めることができます。
また、ホイッスルがあると、周囲に自分の存在を知らせることができます。
問い合わせは士別警察署まで
問合せ:士別警察署
【電話】(代)0165-23-0110
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