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令和4年度 決算報告(1)

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北海道大樹町

令和4年度の町の決算が、9月開会の第3回町議会定例会において認定されました。
納められた税金がどのように使われ、どのような財政状況なのか、基金・町債の状況や財政指標とあわせてお知らせします。

■決算の概要
令和4年度の決算は、新プール建設工事や北海道スペースポート整備工事など施設整備費に大きな経費を要しました。
昨年度に役場新庁舎建設事業が終了したため、一般会計の歳入歳出決算の総額は、歳入が対前年比26億738万円の減、歳出も対前年比26億3,064の減となりました。
収入は、町税が9億5,729万円で全体の10.4%を占め、寄附金などを含めた自主財源は前年度から11.6ポイント下がり、37.6%の34億4,419万円に、地方交付税や国・道支出金などの依存財源が62.4%の57億1,814万円となりました。
支出は、総務費(人件費など)が21.6%の19億1,131万円、公債費(町債償還額)が14.7%の12億9,916万円のほか、教育費(プール建設など)の支出が多く、11.4%の10億1,104万円となりました。

■令和4年度に実施した主な事業
○一般会計
・新プール建設工事 5億7,134万円
・北海道スペースポート整備工事 2億5,580万円
・役場新庁舎建設事業(旧庁舎解体工事・外構工事) 2億5,204万円
・電力、ガス、食料品等価格高騰重点支援事業 6,696万円
・農業生産資材等高騰対策事業 4,850万円
・コミュニティバス運行事業 260万円
・町道改良舗装事業(南町1号線ほか1路線、幸団地2号線) 6,835万円

■一般会計
〔歳入〕91億6,233万円ー〔歳出〕88億4,345万円=〔差引〕3億1,888万円

○町民一人当たりに換算すると?
決算額を人口5,402人で割り、町民一人あたりの経費と町税負担額を算出しました。
・町民一人あたりに使われたお金
一般会計 163万7,070円
・町民一人あたりが負担したお金
町税 17万7,210円

■特別会計・公営企業会計
特別会計は、全体で7,034万円のプラス
公営企業会計は、全体で3億7,167万円のマイナス

※公営企業会計における不足額は損益勘定留保資金で補てんしています。

■大樹町の基金と町債(令和4年度末)
令和3年度に比べると…
町の貯金にあたる基金は、1億2,546万円の減
町の借金にあたる町債は、4億8,998万円の減

○基金(貯金)
・一般会計 39億6,361万円
・国民健康保険事業会計 3,825万円
・介護保険会計 1億342万円
※上記基金の他、北海道市町村備荒資金組合に13億305万円を積み立てしています。

○町債(借金)
・一般会計 92億4,223万円
・水道事業会計 6億2,578万円
・国民健康保険病院事業会計 6億8,091万円
・下水道事業会計 7億4,319万円

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