地域おこし協力隊 長谷川彩の活動報告書 vol.31

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■子育て応援手帳の反響と余波
4月から配布を開始した「大樹町子育て応援手帳」ですが、さまざまな人の手に渡り、実にさまざまな反響を頂いています。大樹町で子育てをする世代の方々からは「知らない制度や情報がたくさん載っていて参考になった」「自分の子どもがもっと小さいときにもらいたかった」など嬉しい声がたくさん届いています。「ページをめくる肌ざわりが好き」「デザインも素敵で見やすい」などデザイン面に関してもお褒めの言葉を頂き、紙選びや紙面のレイアウトにもこだわって制作したことが報われました。
十勝毎日新聞に記事が掲載されたことで、町外からも多くの反応がありました。お母さん目線の住宅建築を計画している帯広の住宅会社から「一緒に何かできないか」という問い合わせを頂いたり、5月上旬にはテレビ北海道(TVh)の情報番組で子育て応援手帳を取り上げてもらいました。「うちの町にもこんな手帳があればなぁ」という感想も複数いただきました。この手帳が他町村で同じような冊子を作る際のひとつの見本のような存在になれば、編集者としてこんなに嬉しいことはありません。「1冊1冊をていねいに届ける」というポリシーで発行した子育て応援手帳ですが、実はもうほどんど私の手元には在庫がありません。こんなに早いスピードでたくさんの方の手に渡ることは想像しておらず、嬉しい悲鳴を上げながら増刷の準備を進めています。

※子育て応援手帳は、大樹町の各公共施設(役場住民課・生涯学習センター福祉センター・らいふ・しゅしゅ・むぅく)で配布中です。