ホーマーからの贈り物

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◆横断幕
ホーマー市のロータリークラブの呼びかけで天塩町への友好への思いと平和への祈りを表現するため2017年に取り組みを開始、ホーマーの子供達が描いた油絵24枚をつなぎ合わせて縦幅1m、横幅7mの横断幕が完成し、3月16日、天塩ロータリークラブ経由で天塩中学校へ寄贈されました。

◆絵
ホーマー市在住の画家GaryLyon(ライオン・ギャリー)さんは、ホーマーの野生動物を題材とした石版画作品を制作しており、この度、絵パネル作品3点と絵ポストカード9点を寄贈されました。当作品は天塩中学校ロビーに展示しています(機会があれば、催事などの際に展示を検討いたします)。

◆天塩とホーマー人口推移比較
ホーマーは「道の終わり」と呼ばれるアラスカのキナイ半島南西部の北緯59度と天塩より遥か北に位置しています。1950年代まで1,000人未満でしたが、人口は増加を続け、2000年代に天塩町の人口と逆転し、現在は約5,600人ほどが住んでいます。人口増加の要因は、サーモン類やハリバット(オヒョウ)等の水産業の発展と、「世界のハリバット釣りの首都」と呼ばれ釣りの世界選手権大会が開催されるなど世界中から観光客が訪れ観光業が発展したこと、港湾施設にボートハーバーやマリーナなどが整備されレジャー目的で訪れる方が増えたこと、幹線道路が拡充整備され州都最大の都市であるアンカレジまでのアクセス性が向上したことによる経済産業の発展、大学等の高等教育機関・大規模な図書館の立地など質の高い教育と病院などの医療インフラが整備されたことによるファミリー層の移住者の増加等が推測されています。