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防災ひとくちメモ

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北海道天塩町

■オホーツク海高気圧、低温に注意
いよいよ初夏が訪れ、登山やキャンプ、スポーツなど屋外でのレジャーを楽しむシーズンとなりました。
6月から7月にかけて北海道は、オホーツク海に中心を持つ高気圧に覆われることが多くなります。天気は大きく崩れることはありませんが、高気圧から湿った寒冷な空気が吹き出し、オホーツク海側では曇天で霧雨が降る天気となります。上川・留萌地方では、日中は晴れますが朝晩は低い雲がかかり、曇天となり肌寒くなります。この高気圧は動きが遅く、北海道がオホーツク海高気圧に覆われた気圧配置が1週間以上も続くことがあります。寒冷な空気の影響で低温となるため、農作物の生育への影響などが懸念されます。また、この時期は遅霜が降りることがあります。旭川地方気象台が観測した最近の遅霜の記録は、平成30年6月10日で、この日の最低気温は旭川では3.1℃、名寄では0.3℃を観測し、強い霜が降りた所があったと考えられます。
このように、この時期は低温に加えて遅霜にも注意が必要です。旭川地方気象台では、低温の可能性があるときには低温注意報を、霜のおそれがあるときには霜注意報を発表して農作物などの管理に注意を呼びかけています。ほかに週間天気予報や2週間気温予報で今後の気温推移を予想し発表していますので、観光やレジャーなどの計画や農作物の生育の管理に、これらの情報をお役立てください。

問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
【HP】https://www.data.jma.go.jp/asahikawa/index.html

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