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■山田浩(やまだひろし)さん(1区)
◇1000分の1秒の世界愛車で腕試しカーレーサーの山田浩さんが、6月に納車したばかりの愛車を引っ提げて、十勝スピードウェイ(十勝管内更別村)などで開催中の「TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2023」東日本シリーズで活躍しています。
ヤリスカップは、同一の車両と条件で参加し、運転技術のみでタイムを競うワンメイクレース。公道も走行できる公認車両の「ヤリスカップカー」(トヨタ)と、国内Aライセンスの取得でエントリーできます。
山田さんは、ヤリスカップの前身に当たる「ヴィッツレース」に2006年から参戦。15年目の21年に念願の初優勝を飾りました。
「コースに入ってしまえば、職業や年齢、性別も関係ありません。速く安全に車をゴールまで運ぶレースで、1000分の1秒を競い合う緊張感が楽しいですね」
愛車は、ヤリスの車体を擬人化したという女性キャラクターが目を引く「痛車」風のデザイン。「レースで目立つように」と、デザイナーに特注したオリジナルです。
深川出身の山田さんは、子どものころから車好きで、旧妹背牛商高を卒業してカーデザインを学ぶ専門学校に進学。「のめり込むと長い性格ですから」と、趣味(おうか)を謳歌しています。