富良野の大地が育む食の逸品 メイドインフラノ

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■富良野の大地が育む逸品-Made in Furano-
豊かな農産物とこだわりの飲食店、観光地ならではの加工品が揃う富良野で、食に係わるすべての人の思いを一つにする「メイドインフラノ」。富良野地域産の原材料を使い富良野市内で製造加工したものを、富良野市のブランド商品として認定する制度です。

◆富良野市×ショッピングアプリ「カウシェ」販路拡大and新たなフードロス対策
◇カウシェとは
友人や家族、またはSNS上の誰かと一緒にグループ購入することでお得にショッピングができる「シェア買い」アプリです。SNSとEC(電子商取引)を掛け合わせたアプリで、2020年9月にサービスを開始。2年半で150万ダウンロードを記録しiosショッピングランキングでは、Amazonや楽天を抑えて1位に輝いたこともあります。

◇共同プロモーション
カウシェでは賞味期限間近、型落ち・旧パッケージ商品、規格外品や在庫処分品などをみんなでシェアし、お得に購入しながらフードロス削減などの「エコ活動」を推し進めるカテゴリーが展開されています。その第一弾、そして自治体との初コラボとして、富良野市との共同プロモーションをスタート。メイドインフラノ商品を中心に、これまで様々な理由により売ることができなかった商品を特価で販売しています。

◇カウシェ出品でフードロス削減
菓子司　新谷
後藤　利城さん

これまでは、配送の過程で保管温度の変化によりヒビ割れなどが出来てしまった「ふらの雪どけチーズケーキ」は、美味しさは変わりなくても正規品として出品できず、「もったいない」と思いながらも廃棄していました。この度、カウシェで規格外品や賞味期限間近の訳あり品などの販売カテゴリーが新設されることを知り、少しでもフードロス削減につながればと思い、出品することしました。現在は、今まで廃棄となっていた商品が月10～20件の注文があります。
「もったいない」を「『美味しい』の笑顔」に変え、富良野の食材への認知拡大にもつながることを期待しています。

■新たな地元産品の商品開発を支援します　地域特産品・ふるさと納税返礼品開発等支援事業
メイドインフラノ認定を目指す方やふるさと納税返礼品登録を見据えて商品を開発する方を対象に令和4年度から開始した制度です。昨年補助金を活用して新商品を開発した後、メイドインフラノ認定、ふるさと納税返礼品登録した事業者を紹介します。

◇富良野産イチゴでジャムを
星野果樹園
星野　修司さん

果樹園では約2千株のブルーべリーとハスカップを育てています。以前からイチゴジャムを販売したいと考えていましたが、自家栽培が難しく、富良野産イチゴの入手が困難という課題がありました。しかし富良野市内の農園から規格外となったイチゴを仕入れることができ、製造が可能になりました。ジャムの特徴は「余計なものを入れない」というシンプルなもの。環境や収穫時期によって違うものを最適な味になるようにブレンドして作り、「生産者にしか作れない」という強みを最大限に生かしたジャムになっています。
補助金を使い、イチゴを保存するための冷凍庫やジャムボウルなどの製造に係る備品・機材の購入やセット商品として展開するためのギフトボックスを作成。イチゴジャム単体での販売のほか、ブルーベリージャムやハスカップジャム3種類のパウチタイプセット商品として展開しています。

■第12回認定申請受付中(10月13日まで)
メイドインフラノに申請しませんか。認定された商品は、市が強力に支援・PRします。
第12回認定申請　受付期間：9月1日(金)～10月13日(金)
※くわしくは問い合わせください。

問合せ：商工観光課
【電話】39-2312

■地域特産品・ふるさと納税返礼品開発等支援事業
◇補助金額
新商品開発：対象経費の2/3　限度額30万円
既存商品改良：対象経費の1/2　限度額10万円
※メイドインフラノ認定商品を有する事業者は補助率がそれぞれ3/4、2/3となります。

◇対象
市内の中小企業者を対象に、1事業者年度内1回限りの申請が可能です。地域資源などを活用する商品開発に関する事業が対象です。商品開発後または改良後、メイドインフラノ認定審査への申請か、富良野市が契約するふるさと納税サイトへ商品登録を行うことが条件となります。

■メイドインフラノ認定商品事業拡大支援事業
◇補助金額
対象経費の1/2
限度額30万円(機械設備購入の場合は限度額50万円)

◇活用例
認定品PR用のパンフレット、カタログ、ホームページ作成、道外・海外向け展示販売会の出展。認定品の生産拡大や品質高度化のための機械装置の購入　など

くわしくはホームページをご覧ください。

問合せ：商工観光課
【電話】39-2312