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自治体の皆さまへ

健康づくりを見直そう(2)

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北海道岩見沢市

■事業認知/いわみざわ健康ひろば認知度・利用歴
□いわみざわ健康ひろば認知度(知っている人の割合)
→男性より女性の方がいわみざわ健康ひろばを知っている人の割合が高かった
男女ともに、65-74歳でいわみざわ健康ひろばを知っている人の割合が高かった

前回との比較…男性40-64歳、女性65-74歳でいわみざわ健康ひろばを知っている人の割合は減少しているが、他は増加している

□いわみざわ健康ひろば利用歴(利用したことがある人の割合)
→男性より女性の方がいわみざわ健康ひろばを利用したことがある人の割合が高かった

前回との比較…男性、女性とも、全ての年代で健康ひろばを利用したことがある人の割合が増加している

今年はいわみざわ健康まつりも開催しました
いわみざわ健康ひろばでは、健康測定(毎日)、シニアのげんき体操・介護予防体操(毎週水・木曜日)、各種健診(不定期)、その他健康関連のイベントを実施しています。健康管理のため、ぜひ健康ひろばを利用してください

■健診受診/健診を受診しないことによる健康状態の違い
年代ごとに健診を受診していない人と健診を受診している人の健康状態が良くない割合を比較し、オッズにより数値化しました。
平成30年度、令和3年度ともに1より大きいため、健診を受診しないことが、健康状態が良くないことにつながっている可能性があります。
オッズとは、ある事象の起こりやすさを表す指標です。オッズが1より大きいと、ある事象が起こりやすい、1より小さいと、ある事象が起こりにくいことを表します

□平成30年度

全年齢では健診未受診の方が受診者よりも1.56倍健康状態が良くない

□令和3年度

全年齢では健診未受診の方が受診者よりも1.37倍健康状態が良くない

今回はあくまで参考のデータとして簡易的に算出したものです。北海道大学では、より詳細で専門的な分析研究を行っています

■コメント
北大医学研究院教授 玉腰暁子先生
前回に引き続き、今回のアンケートにも時間を割いて回答にご協力くださった皆さまにこの場を借りて感謝申し上げます。
その結果、前回調査から岩見沢市では、
・いわみざわ健康ひろばの認知度・利用度が増加している
・フレイルに該当する人が多くなっている
という結果がみられました。はっきりとした要因はこれから丁寧に分析していきますが、新型コロナウイルスでの活動自粛やおうち時間の増加による影響が大きいと思います。ただ、コロナ禍ではありましたが〝いわみざわ健康ひろば〟の認知度・利用率は増加傾向にあり、今後も増加の見込みがあるように見受けられます。ぜひ〝いわみざわ健康ひろば〟で健康測定などを行い、自身の健康を見つめ直す機会となれば幸いです。
今後、市と情報共有しながら、3年間での変化や項目間の関係などを解析、健康課題を抽出し解決に向けた支援を通して、岩見沢市で元気で健やかな生活をしていく方策を検討できればと考えております。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

今後は、市が保有する健康関連データと照らし合わせ、どのような生活習慣を送ると元気で健康に暮らし続けていくことができるか、また、どのような方に支援をしていく必要があるかなどを把握することができると考えています。そして、その分析結果を今後の健康づくりの取り組みに活用していきます。

問合先:岩見沢保健センター
【電話】25-5540

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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