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令和4年度水道・下水道事業会計の決算

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北海道帯広市

いつでも安全で安心して利用できる強靭(きょうじん)な上下水道を目指して
決算は9月5日から開会の市議会定例会で審議されています。

■水道事業会計の決算
▽おいしい水道水を安定供給するための収支
収入は44億5571万円(前年度比2・0%減)、支出は37億7194万円(同2・9%減)で、6億8377万円の黒字となりました。十勝中部広域水道企業団からの水道水購入費の減少などにより、黒字額は前年度と比べて増加しました(同3・2%増)。なお、黒字分は今後の借入金の返済や施設の更新などに使用する予定です。
また、物価高騰などに対する経済的支援のため、国の補助金を活用して令和4年11月1日から令和5年2月28日検針分の水道料金の基本料金を免除しました。

▽水道施設や水道管を整備、更新するための収支
収入は7億1773万円(同9・7%減)、支出は29億7801万円(同3・5%減)です。収入の不足分は施設を更新するために備えていた財源で補てんしました。

■下水道事業会計の決算
▽汚れた水を集めてきれいにするための収支
収入は52億1899万円(同0・2%増)、支出は45億5807万円(同4・0%増)で、6億6092万円の黒字となりました。管渠(かんきょ)の維持管理費用の増加などにより、黒字額は前年度と比べて減少しました(同19・7%減)。なお、黒字分は今後の借入金の返済や施設の更新などに使用する予定です。

▽終末処理場や下水道管を整備、更新するための収支
収入は13億8745万円(同12・5%増)、支出は34億5997万円(同8・1%増)です。収入の不足分は施設を更新するために備えていた財源で補てんしました。

■これからの水道・下水道
令和4年度の決算は、水道事業会計、下水道事業会計ともに純利益を確保するなど、健全な経営を維持できました。
しかし、今後は人口が減少し水道料金・下水道使用料収入の減少が見込まれる一方、多くの老朽化した施設などの更新が必要となります。
今後も生活に必要不可欠な上下水道サービスを維持し続けるため、中長期的な視点に立ち、上下水道ビジョンや経営改善プランの取り組みを進めていきます。また、経営の効率化により健全な企業経営を維持するとともに、計画的な施設の更新や、災害に強い施設づくりなどを行っていきます。

■下水道事業会計の主な取り組み
・新たな下水道管の整備や老朽化した下水道管の更新
・十勝川流域下水道事業への汚水処理統合に向けた帯広川下水終末処理場の施設改修
・浸水被害があった地域を優先した雨水管整備
・合併処理浄化槽の設置―など

▽終末処理場や下水道管を整備、更新するための収支

▽汚れた水を集めてきれいにするための収支

■水道事業会計の主な取り組み
・水道料金の基本料金を4カ月間免除
・新たな水道管の整備や老朽化した水道管の更新
・大空学園義務教育学校への緊急貯水槽の新設
・中島配水場および帯広の森減圧弁室の設備機器の更新(令和4~6年度)雨水管の整備
・稲田浄水場への止水板の設置―など

▽水道施設や水道管を整備、更新するための収支

▽おいしい水道水を安定供給するための収支

水道事業会計・下水道事業会計の収支は消費税を含みます。
※減価償却費…施設が古くなり価値が減った分を費用として換算したもの。

問合せ:上下水道部総務課(市庁舎水道棟2階)
【電話】65・4212

■上下水道料金のお支払いは口座振替で
上下水道料金の支払いは、自動的に引き落とされることで支払い忘れがない口座振替が便利です。詳細は問い合わせください。

問合せ:上下水道部料金課(市庁舎水道棟1階)
【電話】65・4213

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