介護の負担や悩みを抱えていませんか?ケアラー(家族介護者等)の支援

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介護の悩みなどを一人で抱え込んでしまうことで、問題がさらに深刻化することもあります。

ケアラーとは、心や体に不調がある人の介護や看病、世話など、ケアの必要な家族や近親者を無償でケアする人のことです(図)。高齢化や核家族化の進行に伴い、ケアラーは全国的に増加傾向にあり、介護者に掛かる一人当たりの負担は一層増大していくことが見込まれています。

■ケアラーを取り巻く現状
ケアラーは家族から頼りにされている一方で、周囲に悩みを理解されず、心身に大きな負担を抱え込んでしまい、ケアラーと要介護者が共倒れしてしまう懸念もあります。
介護が必要になっても、ケアラーと要介護者が共に自分らしく安心した生活を送れるよう、社会全体で支えていくことが必要です。

■ケアラーの支援や相談を行っている窓口があります
帯広市では、ケアラーの負担が軽減されるよう地域包括支援センターや社会福祉協議会、介護サービス事業所など、ケアラーを支える地域のネットワークで相談を受けたり、支援を行っています。
過度な介護負担を感じたり、周りに介護に困っている人がいましたら、介護高齢福祉課やお近くの地域包括支援センター(下表)へ相談してください。

■介護の悩みや不安を話せる場所があります
相談しにくい場合でも、介護経験者と悩みを共有し、話をするだけで負担が軽くなります。
▽ケアラーカフェ(介護者間交流)
日時：第4木曜日、19時～20時30分
費用：飲食実費

問合せ：【電話】090・8428・9552

▽しのぶ保健師の相談室(介護相談・介護者間交流)
日時：事前に電話で確認
費用：有料

問合せ：【電話】33・9943
※市内には他にも、介護者支援のために活動している人やグループがあります。

■ケアラーはこんな人たちです
・障害をもつこどもを育てている
・健康不安を抱えながら高齢者が高齢者をケアしている
・仕事と介護でせいいっぱいでほかに何もできない
・仕事を辞めてひとりで親の介護をしている
・遠くにひとりで住む高齢の親が心配で頻繁に通っている
・目を離せない家族の見守りなどのケアをしている
・アルコール・薬物依存やひきこもりなどの家族をケアしている
・障害や病気の家族の世話や介護をいつも気にかけている

問合せ：介護高齢福祉課(市庁舎1階)
【電話】65・4145
市ホームページID.1011597