■令和5年は27件の火災が発生
令和5年に帯広市内で発生した火災は27件で、前年と比べて8件減少しました。
火災の多くは生活に身近なものが原因で発生しており、1位の電気機器および電話等の配線などの電気火災は、全国的にも増加しています(表)。使用している製品がリコールの対象になっていないか、取扱説明書通り使用しているか確認しましょう。異音や異臭を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。
表 出火原因
■住宅火災で多くの死者が発生
全国の令和4年中の火災による死者数は、1452人で、そのうち、住宅火災による死者(放火・自殺などを除く)は、972人でした。住宅火災で死者が発生する要因として逃げ遅れが約4割を占めています。
逃げ遅れを防ぐためにも、住宅用火災警報器を設置し、火災から大切な命と財産を守りましょう。
■火災を起こさないために
▽こんろ
・こんろから離れるときは、必ず火を消す。
・こんろの周りに燃えやすい物を置かない。
▽電気
・たこ足配線はしない。
・プラグやコンセント周りは、乾いた布で小まめに清掃する。
▽たばこ
・寝たばこは絶対にしない。
・たばこのポイ捨てやくわえたばこは絶対にしない。
▽ストーブ
・ストーブの周囲には、燃えやすいものを置かない。
・給油するときは、完全に火が消えたことを確認してから行う。
問合せ:とかち広域消防局予防規制課(西6南6、消防庁舎3階)
【電話】26・9124
担当課:帯広市総務部消防課
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