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気象台一口メモ

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北海道幌延町

◆夏はもうすぐ~初夏の注意事項
夏直前の6月から7月にかけては、一年の中でも昼間の時間が長い期間です。特に宗谷地方は高緯度にあるため、他の地域よりも長い時間「日中」を楽しめます。ただし、同時に紫外線対策も必要になります。紫外線は、体内でビタミンDを作るという良い面もありますが、一方で健康被害をもたらすリスクを高めます。急性では“日焼け”、長期では“皮膚がん”などです。対策については、環境省が発行する「紫外線環境保健マニュアル」にUVインデックスに応じて具体的に示されていますので参考にしてください。
また、この時期はオホーツク海高気圧の影響を受けやすい時期でもあり、低い雲に覆われる日が多く、霧や霧雨となることもしばしばです。稚内における霧日数の平年値は6月が3.0日、7月が3.5日で、日数にするとさほどではありませんが、オホーツク高気圧が停滞すると、長い期間初夏と呼ぶにふさわしくない高い湿度の中で過ごすことになります。さらに、霧などで見通しが悪くなると交通に障害が出始めます。気象台では濃い霧が発生する恐れがあると予想したときに「濃霧注意報」を発表して注意を促しています。船で漁に出られる方はもちろん、車でお出かけになるときはライトを常に点灯させ、道路情報とともに最新の気象情報を得るなど、十分にお気を付けください。

問合せ:稚内地方気象台
【電話】0162-23-2679

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