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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信 VOL.89

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北海道幌延町

◆農業支援員 竹中知美隊員
皆さまこんにちは、農業支援員の竹中知美です。
広報が皆さまの目に触れているころは暑さが厳しくなっていると思います。体調管理など十分お気をつけてください。
私は問寒別生涯学習センタ-で開催しているナチュラルチーズ研究会に参加することになりました。参加されている皆さま、まだまだ知識も技術もありませんが改めてよろしくお願いいたします。
今回は異なる乳酸菌を使った2種類のモッツァレラチーズと生キャラメルを作り、中でも一番興味深かった作業がカードの切断でした。
カードは牛乳のたんぱく質(カゼイン)が固まった部分のことで、固まらなかった水分のことはホエイと言います。カードナイフ(カードを切断する網のようなもの)を差し込んで、横に縦にと動かすことでカードが2cm程度の立方体に切断されます。うまく切断できなかった大きめのカードはヘラで掻き出しながら包丁で小さく切っていきます。最初はプルプルとしていてまばらな大きさだったカードがゆっくりとかき混ぜていると、脱水し引き締まっていき「チーズを作っている」という実感がありとても面白かったです。
牛舎の作業のため途中で離席してしまいましたが、後ほど完成品を頂いてチーズはチーズハンバーグとカプレーゼにして、デザートに生キャラメルをいただきました。どちらもとてもおいしくいただきました!次回を楽しみにして、農業支援のお仕事頑張ります!

◆観光振興担当 貞廣拓哉隊員
皆さんこんにちは。地域おこし協力隊の貞廣です。
少し前の話になりますが、5月28日に4年ぶりとなる「テシオコザクラ観察会」を開催しました。参加いただいた皆さまありがとうございました。
このテシオコザクラ観察会は幌延町の町花である「テシオコザクラ」を見に行くイベントとして、普段は立ち入ることが出来ない北海道大学天塩研究林へ入林することができます。今回はガイド役としてポラリス・ネイチャーガイズandコンサルタンツの嶋崎さんをお招きし、天塩研究林に咲く植物やヒグマについてのお話をしていただきました。お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
直前まで熊の出没や天候の不安などありましたが、当日の天気は程よい気温と日差しで、研究林内に咲く植物も生き生きと咲いていました。テシオコザクラについては開花のピークは過ぎてしまっていましたがそれでも7割程度咲いており、中でもテシオソウ(オゼソウ)が例年にないくらいの大群落で、参加者の皆さまはそれぞれ写真撮影などをして楽しんでいました。来年以降も開催予定ですのでぜひ一緒にテシオコザクラを見に行きましょう!
今回の観察会の開催にあたりましてご協力いただきました北海道大学天塩研究林の皆さまとポラリス・ネイチャーガイズandコンサルタンツの嶋崎さまに深く感謝申し上げます。

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