文字サイズ
自治体の皆さまへ

ほろのべ-北緯45度のまち-議会だより 第129号(2)

11/22

北海道幌延町

◆北海道町村議会議員研修会 令和5年7月4日
令和5年度の全道町村議会議員研修会が、札幌コンベンションセンターにて開催された。
講師に、まず「ウクライナ危機後の世界と日本」と題して、兵庫震災記念21世紀研究機構理事長五百旗頭真(いきおべ まこと)氏が、プーチンのウクライナ侵攻による今後のウクライナ情勢を解説された。
次に、政治ジャーナリスト田崎史郎(たざき しろう)氏による「日本政治の舞台裏」について、政治取材歴43年余りの豊富な取材経験を通じ、今の政界の舞台裏、今後の政治情勢について講演された。

◆議会の動き
・7月3日
北留萌消防組合臨時会(無量谷議員出席)
交通安全祈願祭(西澤議長出席)
・7月4日~5日
北海道町村議会議員研修会(齋賀副議長他4名出席)
・7月4日
酪農担い手センター総会(西澤議長出席)
・7月6日
まちづくり常任委員会
議会報発行編集委員会
・7月18日
幌延深地層計画令和4年度調査研究成果報告会
・7月23日
おもしろ科学館開催

◆第6回まちづくり常任委員会 6月19日
▽調査事項
・組織機構改変案の概要について
職員の年齢階層の空洞化や中堅職員の早期退職により、グループ制の機能維持が難しい状況です。町長部局の6課を4課に改編し、課長補佐制に戻し、35ある係を26程度にし、グループ制の利点を多少残したい。令和5年10月1日から、施行したい。
問:課長職が2つ減ることに何か意義があるのか。
答:課長の人数は変えないようにする。
問:長年同じ部署にいる方の今後の待遇は。
答:少し回して、新陳代謝を図っていこうと考えている。

◆第7回まちづくり常任委員会 7月6日
▽調査事項
・組織機構改編案の概要について
問:なぜ今、この時期に出てくるのか。
答:今までは、理事者側からトップダウン方式でやってきた。今回は、課長職の声を組織改編に反映できるようにしたい。
問:課を減らすと課長職に上がるチャンスがないのでは。
答:適格者が出てきたら、担当課長の職を設けて、昇任ということもあり得る。

◆6月19日 第5回幌延町議会定例会
▽経営状況報告
・(有)幌延町畜産振興公社
齋賀議員:事業報告にある、増収を図るためにスキー場管理委託業務を受託した報告がある。受託事業での増収、決算は。
新野主幹:東ヶ丘スキー場受託業務、511万2800円の増
齋賀議員:スキー場管理業務をしながら通常業務もこなしているのか。
新野主幹:例年は牧場の機械修繕、北星園の除雪、トナカイ観光牧場の除雪。今年度は北星園のみ。
深澤議員:貸借対照表中、未収金とあるが、回収できるものか。見込みはいつか。
新野主幹:内訳はスキー場受託業務で決算上、期日にズレがあり、4月に収入見込。
植村議員:肥料散布、障害物の設置等を自前でやらざるを得ない理由は。
新野主幹:隔障物設置、肥料散布業務は見積もり合わせの結果、不調になり、直営で行うことになった。
植村議員:労務単価の改正はしないのか。
町長:長期的に見れば、建設業界の経費、賃金等を勘案しながら、調整させていただく。
高橋議員:事業報告中にあった、牛の暴走による事故の発生状況は。
新野主幹:令和4年6月22日、町営問寒別草地内で職員4名負傷の労災適用。
作業内容、圃場での作業その他の作業の様式を作成し、対応する内容を提出、安全管理に努める。

・(株)幌延町トナカイ観光牧場
深澤議員:北海道新聞にブルーポピー開花の記事が掲載されているが、本数が少ない。今後の方向性は。
伊山主幹:青いケシですが、2年前35度の高温が続き、大半が枯死する状況。
その中で、自前の種を冷凍保存しており、今後回復に努めていく。
深澤議員:花壇の整備について、歩道の整備等、今後は。
伊山主幹:一部ウッドチップを敷き、土の上を歩かないよう対応している。
齋賀議員:ブルーポピーを紹介する看板の劣化が目立つ。
角山課長:看板の件は対応していく。
齋賀議員:レストラン部門、管理業務委託料は、月額25万円か。
角山課長:支配人業務は、月額24万5千円で契約。年間294万円。

◆議員の仕事紹介
▽北留萌消防組合
行政の能率化、効率化を図るため、消防に関する事務を関係する市町村が共同で処理。
設立:昭和48年4月1日
組合は苫前、羽幌、初山別、遠別、天塩、幌延町で組織。
議員定数:12名。
組合議員は関係町村長、及び議会議員の中から選挙で1名ずつ選出。
任期:関係町村長及び関係町村の議会議員としての任期。
管理者:消防本部(羽幌町)が設置されている町村の町長があたる。
・組合に消防審議会を置く。
・消防審議会は管理者の諮問に応じ、消防に関する事項について調査、審議する。
・組合に消防団を置く
・組合の経費…関係町村の負担金、補助金、その他の収入をもって当たる。

◆編集後記
大雨により、毎年全国各地で大きな被害が発生しており、今年も九州・中国地方を始め各地で大雨が降り土砂災害・浸水被害が起きています。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
幌延町においても、いつ災害が発生しないとも限りません。危険度が高まったら、命を守るための避難を心掛けてください。
これからも町民皆様の声を伝える議会活動になるように努めていきますので、どうかよろしくお願いいたします。
議会報発行編集委員
委員長 深澤博幸
副委員長 佐藤忠志
委員 齋賀弘孝
委員 高橋秀之

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU