文字サイズ
自治体の皆さまへ

すこやかだより

7/11

北海道平取町

保健福祉課からのお知らせ

■がんについて知ろう! ~大腸がん編~
日本では毎年たくさんの人が「がん」になっており、2人に1人が一度は「がん」になるといわれています。
そのため、今年のすこやかだよりでは「がん」をテーマに掲載していきます。5月号では「肺がん」について掲載しましたが、喫煙について考える機会となりましたでしょうか?

今月のテーマは…「大腸がん」です。
大腸がんは日本人がもっとも多くかかる「がん」です。がん種別の死亡数の順位は男性が第2位、女性では第1位となっています。

がん罹患率の順位(2019年)

がん死亡数の順位(2021年)

◆大腸がんと生活習慣
大腸がんの原因には、運動や食事など、さまざまな要因があると考えられています。大腸がんのリスクと生活習慣の関係についてご紹介します。

▽飲酒
飲酒は、大腸がんのリスクを上げる要因とされています。節度のある飲酒が大切であり、飲む場合は、1日あたりのアルコール量を約23g程度(缶ビール500ml一本、日本酒1合)にとどめるようにしましょう。

▽肥満
肥満は、大腸がんのリスクを上げる要因とされています。ただし、やせすぎもリスクを上げるため、適正体重を維持することが大切です。

▽喫煙
喫煙は、大腸がんのリスクを上げる可能性があるとされているため、禁煙をおすすめします。

▽肉類
赤身肉(牛肉、豚肉、羊肉など)や加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)の食べ過ぎは、大腸がんのリスクを上げる可能性があるとされていますので、バランスの良い食事を心がけましょう。

◆大腸がんのリスクを下げよう!
▽運動
運動は、大腸がんのリスクを下げるといわれています。たとえば、散歩を1日60分行うなど、毎日運動する習慣を身につけましょう。

▽野菜・果物(食物繊維)
食物繊維の摂取は、大腸がんのリスクを下げる可能性があると言わています。野菜や果物が不足しないように、バランスのよい食事を心がけましょう。

◆大腸がんの症状
早期の大腸がんは無症状ですが、進行すると症状が出現することがあります。代表的な症状としては血便、便秘や下痢、便が細くなる、残便感、貧血、腹痛、嘔吐などがあります。
これらの症状は、他の疾患に由来するものの可能性もあります。症状だけでは大腸がんであるかを判断することができませんので、気になる症状があるときは、お近くの医療機関への受診をお勧めします。

◆検診を受けましょう!
早期に大腸がんを手術した場合、5年生存率は約9割で、他の主要ながんと比較して治りやすいといえます。自覚症状がでたときには、がんが進行してしまっている場合もありますので、症状が出る前に検診で早期発見・早期治療をしていきましょう!
町では大腸がん検診の助成を行っています。2日分の便を提出していただき、便の中に血が混じっていないかを確認することで、自覚症状のない大腸がんの発見につながります。健康に生活するためには、年に1回検診を受けましょう!

◆がん検診のお知らせ
期日・場所:
(1)11月6日・7日・8日 ふれあいセンターびらとり
(2)11月9日 貫気別生活館
(3)11月10日 振内町民センター
対象者:40歳以上の町民
申込先:保健福祉課 保健推進係(ふれあいセンターびらとり)
【電話】4-6112

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU