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令和4年度一般会計決算報告

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北海道平取町

令和4年度の決算が、令和5年11月の町議会で認定されました。ここでは、一般会計の決算の概要、財政状況をお知らせします。
歳入総額は80億9,008万円、歳出総額は80億1,196万円となりました。
町の貯金となる基金は、前年度末より3,512万円減り22億1,705万円、また、町の借金となる町債の残高は1億9,659万円減り、76億5,197万円となっています。
地方財政の状況は、依然として先が読めない厳しい状況です。
今後も総合計画を基調とし、効率的な財政運営のもと、地域経済の振興と町民の生活支援を最優先課題とし、未来を見据えた行財政運営に努めます。

◆歳入について
歳入の決算総額は80億9,009万円で、前年度決算額72億5,185万円と比較し、8億3,824万円の増となりました。
主な要因としては、地方交付税が1億6,233万円の増、国庫支出金が、国の補正予算による令和3年度からの繰越事業などの実施により、5億192万円の増となったことによります。
歳入に占める割合は、町税が全体の6.5%となっており、自主財源が少ない状況ではありますが、国庫支出金や道支出金、また地方交付税への算入が多い町債を活用しながら、各種事業を推進してきました。

▽歳入 80億9,008万円

歳入の内訳

◆歳出について
歳出の決算総額は80億1,196万円で、前年度決算額71億1,401万円と比較し、8億9,795万円の増となりました。
主な要因としては、投資的経費のうち補助事業が、国の補正予算による令和3年度からの繰越事業および道路、橋梁事業などの実施により5億9,868万円の増、令和4年8月の豪雨災害により災害復旧費が8,792万円の増となり、投資的経費全体の歳出に占める割合も39.3%と最も多い数値となっています。
また、その他経費の繰出金のうち、病院会計については建設費の償還が開始されたことに伴い、1億291万円増の4億7,815万円を繰出しました。
なお、人件費、扶助費および公債費の義務的経費の占める割合は31.5%となり、繰出金を含めこれらの数値が増加すると財政の硬直化が進むことから、今後も歳入の状況を見極めながら歳出の抑制に努めていきます。

▽歳出 80億1,196万円

歳出の内訳

▽費用の内容
人件費:議員の報酬や職員の給与などの経費
扶助費:児童手当などの支給および町が単独で行う各種扶助のための経費
公債費:道路の整備や住宅の建設のため、国や金融機関から借りたお金の返済費
投資的経費:公共施設や公用施設の新増設事業に必要とされる経費
その他の経費:旅費、交通費、需用費や町から一部事務組合や民間に対し補助する経費など
町税:町民税や固定資産税、軽自動車税など皆さんが町に収めた税金
地方交付税:国が地方公共団体に対して交付するもの
国庫支出金:町が行う事業に対して一定の割合で国が補助
諸収入:貸付金の償還や事業実施の助成金、町民からの各種利用料や参加料など
町債:町が公共施設などの整備にあてるため、国や金融機関から借りたお金

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