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Stop!冬太り!

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北海道弟子屈町

■今月の管理栄養士 八田早那子(はったさなこ)さん
12月ですね。これから年末にかけて忘年会、クリスマスやお正月のイベントが増えてくると思います。普段と違う豪華な食事や、年末だからと飲みすぎていつもより摂取するカロリーが増える上に、外も寒く、運動する機会が減って、体重が増えてしまうというように、これからは太ってしまう条件がたくさんあります。
食事の面でいうと、忘年会ではお酒、揚げ物、炭水化物、締めのラーメンを食べることや、クリスマスではケーキ、チキン、お寿司、ローストビーフなどを食べる機会があるかと思います。
忘年会やクリスマスの食事の特徴としては揚げ物などが多くなりやすく、脂質の摂りすぎにつながりやすい傾向にあります。
年末年始の食事といえばおせち、お汁粉、お雑煮、甘酒などあり、糖質が多い料理を食べることが多いです。また、おせちの料理は日持ちするように塩分や甘みを強くしています。

糖質が多い料理:
・黒豆
・栗きんとん
・伊達巻
・なます
・煮物
塩分が多い料理:
・数の子
・かまぼこ
・昆布巻き
・煮物

おせちに入っている料理は、縁起のいい食べ物でもあるので、それぞれの料理を少しずつ食べましょう。また、お餅を1度に3つも4つも食べてしまう方がいると思います。市販の角餅2個でごはん茶碗1杯分のカロリー同じくらいの量です。砂糖醤油、きなこと砂糖、あんこ、雑煮などで食べるとさらにカロリーが増えてしまうので、気を付けましょう。
また、年末年始は特別な食事となり、野菜を食べる機会が減ってしまう傾向にあります。気づいたときには野菜を摂るようにしてもらえればと思います。
イベントでの食事となるとどうしても食べすぎてしまう傾向にあります。自分の食べる量を把握するために、大皿を皆でつつくのではなく、食べる前にとり皿に分けると食べすぎを防ぐことができます。
冬太りを解消するには運動も欠かせません。代謝だけでみると、人間は冬の寒さに耐えるため、基礎代謝を上げてエネルギーをどんどん消費する体になっています。そのため、冬が一番痩せやすい時期とも言われています。しっかり汗をかく運動でなくても、普段の身体活動量を増やすだけでも十分な運動になります。年末の大掃除でしっかり身体を動かすとか、お正月のちょっとした買い物や初詣に歩いて行くといったように、運動できるタイミングはたくさんあります。
1年に1度のお祝い事なので、イベントはしっかり楽しんで、そのあとの食事と運動で冬太りを防ぎましょう!

▽健診、受け忘れていませんか?
令和5年度の特定健診やがん検診を受け忘れている方はいませんか?特定健診、がん検診を希望する方や、受け方がわからない方は、健康こども課健康推進係までご相談ください。75歳未満の方が役場の助成で健診を受けた場合は摩周湖カードのポイントが付きますので、個別に受診して、まだポイント申請されていない方はご連絡ください。
また、国民健康保険に加入されている方の脳ドックの助成も随時受け付けております。申し込み時に受診可能か確認する項目がいくつかございますので、健康こども課健康推進係までお問い合わせください。
4月頃に送付している「40歳検診無料クーポン」「乳・子宮頸がん検診無料クーポン」「歯周疾患検診無料クーポン」「骨粗鬆症健診クーポン」は令和6年3月末までが利用期限になっています。まだご利用になっていない方は、お得に受けられる期間にぜひご活用ください。

問い合わせ先:役場健康こども課健康推進係
【電話】482-2935(課直通)まで。

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