「豊かな心を育て文化を大切にする夢(まち)づくり」を(3)

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■文化・芸術の継承
▽(1)文化活動の推進
・文化芸術活動の推進のため、文化協会や総合文化祭の開催に対する継続的な支援。
・スポーツ同様、保護者の負担軽減を図るための文化振興助成制度交付基準の見直し。
・本町の文化振興に貢献された方に対する文化賞の授与の継続。
・地域文化継承のための郷土芸能の保存伝承活動に対する支援の継続。

▽(2)文化芸術環境の充実
・幼児・児童生徒・一般など、それぞれの世代に合った芸術鑑賞機会の提供。
・質の高い文化芸術を鑑賞する機会を提供するための近隣市町村で開催される各種公演へのバス運行事業の継続。

■文化財の適切な保全と活用
▽(1)地域の歴史の保全と活用
・複合展示施設ふるさと歴史館開設とともに配置となった学芸員による、膨大な資料のデータベース化やSNSによる情報発信、学芸員講座や学校への出前授業など積極的な活動の展開。
・本町の歴史の保全と活用に向けた、てしかが郷土研究会との本格的な協働活動の取組みや、町内ミュージアム施設合同誘客イベントの実施。

▽(2)文化財の保護と伝承
・町指定の文化財である仁多及び鐺別の獅子舞と屈斜路湖の「マリゴケ」の伝承活動に対する支援や現況調査の実施。
・郷土芸能として半世紀以上にわたり地域が守り続けている「川湯ばやし」など、新たな文化財指定に向けた、文化財専門委員や関係者との検討の推進。

▽(3)民族資料館の保全と活用
・アーカイブ化事業で得た歴史的地域資源を基に、史実を活かした展示コンセプトや平面計画など、屈斜路コタンアイヌ民族資料館改修に向けた基本計画の策定。
・北海道大学アイヌ・先住民研究センターとの連携による資料館の基本計画策定や屈斜路コタン周辺の遺構調査、文化継承のための人材育成の取組みなど、本町のアイヌ文化の推進。

次代を担う子どもたちの心豊かでたくましい成長と、町民皆様の活気と潤いに満ちた生涯学習社会の創造を目指し、学校・家庭・地域はもとより、関係機関・関係団体との連携を図りながら、本町教育の一層の充実・発展に全力で取り組んでまいります。