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「報告」2023年度町政・町教育行政執行方針(1)

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北海道当麻町

2023年度の町政・教育行政を執行するにあたり、3月3日に開会した第1回定例町議会で村椿町長が町政執行方針を、中村教育長が教育行政執行方針を述べましたのでお知らせします。

■町政執行方針
令和5年第1回当麻町議会定例会の開会にあたり、町政執行に対する所信と町政運営の基本的な考えを申し上げ、議員各位ならびに町民皆さんのご理解とご協力を賜りたいと存じます。
令和2年に町長に就任させていただき、早いもので3年が経過し、1期目の最終年度となりました。これまでの町政執行に対し、皆さんのあたたかいご理解をいただきながら誠心誠意、当たってまいりました。町議会議員をはじめ、町民各位のご指導とご協力を賜りましたことに対し、あらためて心より感謝を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症がもたらした国難が発生し、3年が経過いたしました。感染拡大防止と、社会・経済活動を両立させる取り組みを、町民皆さんのご理解とご協力をいただきながら取り進めさせていただき、ようやく出口の光が見えてまいりました。コロナ禍における皆さんの大変なご苦労とお力添えに、お礼を申し上げます。しかし、ロシアのウクライナ侵攻による国際情勢の不安を起因とした、電力・ガス・燃油・食料品などの価格高騰の影響が、私たちの生活を直撃しています。この新たな課題に立ち向かうため、気を緩めることなく、町民の安心、安全な生活を守るため、全力で町政を進めてまいります。
昨年の当麻農業を顧みますと、コロナ禍に加え国内外が不安定な状況でのスタートを迎え、燃油・肥料価格の高騰、温床資材をはじめとした資材費の高騰など、農作物管理にとどまらず、さまざまな面において大変ご苦労の多い一年であったことと捉えております。
水稲については上川管内の作況指数は「107」となり、品質においても高品質で例年にないほどの低タンパクの傾向となりました。そ菜については物価高騰など日本経済の低迷が続く中、安心安全な農産物を安定して生産すること、これまで積み重ねてきた信頼関係を基にした販売面での取り組みにより、昨年を上回る12億8千万円を超える販売額を残されました。花きについては販売面で苦戦を強いられる年が続きましたが、「大雪の花」ブランドの評価を守り続けていただいたおかげで販売額において上向きとなったことなど、生産者皆さんの品質向上にかけるたゆまぬ努力に、心より敬意を表するところであります。
ゼロカーボン北海道、カーボンニュートラルの実現へ。当麻町「ゼロカーボンシティ宣言」により、脱炭素、地場産業振興による経済活性化、持続可能な地域づくりを同時に進めるべく、林業と農業が連携する町の強みを最大限発揮し、再生可能エネルギーの導入と普及に向けて取り組んでまいります。
本年度から第6次当麻町総合計画がスタートします。「人・夢・心がつながるまちとうま」をまちづくりのテーマとして、「人と環境と活気の調和で築く持続可能なまちづくり」「『食育・木育・花育』で心を育む『心育』によるまちづくり」を掲げ、開町130年を迎えた当麻町。先人が知恵と汗で築いた我が郷土を受け継ぎ、心通わせ「つながり」の力で、次の世代へ誇れる持続可能なまちづくりを目指すものであります。これからも、明るく、夢を描き、子どもたちに誇れる当麻町ならではのまちづくりを、町長就任4年目も全力で推進してまいります。

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