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「報告」2023年度町政・町教育行政執行方針(6)

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北海道当麻町

▽みんなでつくる連携と協働のまちづくり
地域コミュニティの中心となる町内会組織は、本町のまちづくりにとりまして大変重要な役割を担っております。行政区の活動については、引き続き行政活動交付金により支援してまいります。
財政基盤の安定化・健全化は、行政運営を行う上で、最も重要な課題の一つであります。本町の財政状況は、健全な財政運営を維持しておりますが、財政構造は、地方交付税に大きく依存しており、国の動きや景気の動向に左右される状況にあります。中期財政計画に基づき、限られた財源を効率的・効果的に活用するとともに、中長期展望に立って安定的な財政運営の維持に努めてまいります。
広報では、従来からの情報伝達手段であるIP告知放送、広報紙、ホームページに加え、町内外へ向けての速報性のある広報手段として「フェイスブック」「ユーチューブ」「インスタグラム」など、ソーシャルネットワーキングサービスを積極的に活用してまいります。
広聴では、昨年よりスタートした町長と語ろう「まちづくりトーク」を引き続き開催し、頂いた貴重なご意見をまちづくりに反映させるため、開催内容を広報紙に掲載し、町民皆さんの間での情報共有を図ってまいります。
また、まちづくり寄付管理事業は地域おこし協力隊員の助力も得たタウンプロモーションの展開により、なお一層の寄付額向上を目指してまいります。
町税は、町政運営を推進するための重要な自主財源であります。課税客体の適正な把握はもとより、税収の安定的な確保を図るため、納税相談や納期内納税意識の高揚、口座振替の普及推進など効果的な徴収対策を進めるとともに、休日や夜間でもコンビニエンスストアやスマホ決済アプリからも手数料無料で収納が可能な、コンビニ収納を継続実施してまいります。なお、引き続き上川滞納整理機構との連携により、滞納整理の徹底を図り税負担の公平性を確保するため、適切かつ厳正な対応を行ってまいります。

以上、令和5年度の町政執行にあたり、私の所信の一端と町政運営の基本的な考えを申し上げました。この当麻町には、先人が知恵と汗で築いてきた不屈の開拓魂と団結力があります。
この開拓者精神を受け継ぎ、私たちが享受している豊かさをこの先にも引き継いでいけるよう、力を尽くしてまいります。
町民皆さんが健康で安心して暮らせるよう、創意工夫を凝らした施策を展開し、次の世代へ誇れるまちづくりの実現に向け、全力で取り組んでまいる所存であります。
議員各位ならびに町民皆さんの一層のご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、町政執行方針といたします。
村椿哲朗町長

■教育行政執行方針
第1回当麻町議会定例会の開会にあたり、教育行政執行方針を申し上げ、町議会議員ならびに町民の皆様のご理解を賜りたいと存じます。
社会の在り方が劇的に変わる「Society5.0時代」の到来、そして新型コロナウイルスの感染拡大など先行き不透明な「予測困難な時代」において、一人一人の児童生徒が自分のよさや可能性を認識し、他者を尊重し、多様な人々と協働しながら、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となる人材育成が求められています。そのためにも、学校教育と社会教育との連携を一層強化し、学校と地域や家庭が一体となり、町ぐるみで子どもを見守り育てる、安全・安心な教育環境を整えてまいります。
教育委員会といたしましては、「第6次当麻町総合計画」に掲げる「希望あふれる人材育成のまちづくり」の実現を目指し、新たに策定した「当麻町教育大綱」「第3次学校教育基本計画」「第10次社会教育中期計画」に基づき、重点政策を推進してまいります。その中で、今年度の教育行政の主要な方針について説明をいたします。

―学校教育
本年度より新たに「ふるさとに誇りをもち、仲間とともに未来を切り拓く子どもの育成」を基本理念とした「第3次学校教育基本計画」がスタートします。その基本理念で掲げた子どもの姿を、義務教育終了時のめざす姿とし、町内の学校で共有して教育活動を推進してまいります。また学習指導要領がめざす「知識及び技能の習得」「思考力・判断力・表現力の育成」「学びに向かう力、人間性など」の3つの資質・能力に基づく「目指す子ども像」を掲げ、「小中一貫教育の推進」「特別支援教育の充実」「学校運営協議会活動の充実」「各種団体との連携強化」を大きな柱として、教育環境の整備に全力で取り組んでまいります。
以下、推進の5項目について、主要施策を申し上げます。

▼学びの基本を身につけた子どもの育成
学校生活の基礎となる「挨拶や生活習慣の定着」「健康や体力の向上」「基礎的、基本的な学習内容の定着や学び方の習得」、さらに当麻町として取り組みを継続しております「ICT活用スキルや読書習慣の向上」を目指し、子どもの育成に取り組んでまいります。

▽基礎的基本的な学習内容の定着
特に本年度は、新たに学校教育支援アドバイザーを配置することによって教育委員会の指導性を発揮し、基礎的基本的な学習内容の定着のための授業改善や教育環境の充実、さらに教職員研修の充実を図ってまいります。

▽あいさつや生活習慣の定着
また、「挨拶は元気と笑顔とつながりと」という合言葉を学校と地域との間で共有を図り、「地域・家庭と連携したあいさつ運動の充実」を推進します。そして、子どもの望ましい生活習慣の定着を図るとともに、活気あるまちづくりへつなげてまいります。

▽読書習慣の定着
子どもたちの読書習慣の定着につきましては、「子育て支援図書贈呈事業」における「誕生日の図書贈呈」など、図書館事業と連携した取り組みを充実させるとともに,これまでどおり学校司書を配置して学校での読書活動の充実を図ってまいります。

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