町長行政報告 3月3日第1回目定例町議会

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■農業関係について
水稲について、令和5年産の「生産の目安」については、主食用水稲の面積で2千146.9ヘクタールが示されました。昨年示された令和4年産と比較しますと、5.3ヘクタールの増となっております。
国は、全国的に需給均衡へ向けた主食用米の深掘りが進んだことから、令和5年10月の需給状況は、改善の見込みであると示しました。当麻町としては需給改善の兆しが見える中、再び緩和に向かわないよう、加工用米や飼料用米などの水張転作に取り組み、示された目安を遵守していくことが重要であると考えております。
当麻町地域農業再生協議会では、令和5年産米の作付調査を現在行っており、配分ルールに基づいた生産の目安が、生産者の皆さんへ通知される予定となっております。今後とも売れる米産地の確立を目指し、精米施設を活用した販売戦略の構築と、販路拡大に向けて、関係機関が一丸となり支援してまいります。

■くるみなの木遊館、郷土資料館ここから、道の駅とうま、とうま山スキー場の利用状況について
くるみなの木遊館については、2月末時点での利用者数は9千667人で、前年比では102.8%と増加しております。
オープン2年目となる郷土資料館ここからについては、2月末までの利用者数は、6千398人で、前年比では175.1%と大きく増加しております。
道の駅とうまについては、2月末時点での利用者数は19万4千989人で前年比では136.5%と増加しております。
とうま山スキー場については、本年度は予定通り12月24日に営業を開始したところでありますが、2月末時点でのリフト輸送延人数は3万4千191人で、前年比では78.7%と減少しております。

■町内建設工事の進度状況について
主な建設工事では、6月に発注した、当麻小学校、宇園別小学校、当麻中学校の空調設備設置工事につきましては、資機材不足が懸念される中、適切な工程管理のもと工事が円滑に進められ、全校への設置が完了いたしました。
10月に発注した、役場庁舎、教育委員会執務室の増築工事につきましては、現場での作業はおおね終了し、工期とした3月17日までに完成する見込みとなっております。
また、昨年8月の大雨により被害のあった、道路及び河川施設の改修につきましては、令和4年第4回町議会定例会において、補正予算が可決され、丘の下道路横断管新設工事、清水川浚渫(しゅんせつ)工事、百間堀川(ひゃっけんぼりがわ)連節ブロック補修工事として、去る令和5年1月12日に入札を執行し、3月17日を期限として工事を実施しているところであります。
令和4年度実施工事の2月28日現在の発注率は、金額と件数で共に100%で、発注済み工事全体の進度率は約98.5%となり、計画通りに進んでおります。