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空き家の知識6―空き家問題の解決を目指して―

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北海道当麻町

■空き家を管理しましょう!
空き家になったら、放置せずに積極的に管理しましょう。
そうすることで傷みを防ぎ、多額の修繕費などの発生も防ぐことができます。

■空き家になったらまず行うこと
▽空き家のご近所にあいさつをしましょう
空き家になることを告げ、万一の場合に備え、できれば自分の連絡先も伝えておきましょう。定期的に声かけを行うことで、不法侵入者や不法投棄などの回避にもつながります。ボイラーや太陽熱温水器、浄化槽などがある場合は、業者に相談しましょう。

▽火災保険に入りましょう
空き家は人が住んでいる家よりも火災などに対するリスクが高くなります。そのためにも空き家になったら、まず火災保険に入りましょう。将来的に賃貸や売買を考えている場合は、盗難や水漏れに対応した保険も入っておくと安心です。

▽不審者の侵入を予防しましょう
死角が増えると不審者が出入りしやすくなり、防犯上も心配です。生け垣などは定期的に手入れをして、家全体の見通しをよくしておきましょう。人感センサー付きライトの設置も不審者の侵入防止に効果があります。

▽月に1回程度の定期的な点検を行いましょう
□屋根・軒裏・外壁などが浮いたり、剝れたりしていないか確認する
□1時間ほど全ての窓・収納扉を開放し換気扇を運転する
□玄関や窓の立て付けに異常がないか確認する
□ポストの中身の整理
□給水・排水の不具合がないか、詰まりや臭いがないか確認する
□雨漏りやカビが発生していないか確認する
□床が浮いたり、剝れたり、傾いたりしていないか確認する
□室内や玄関回り、敷地内を簡単に掃除する
□防臭・防虫のため1分ほど各蛇口を開き、排水口に水を流す
□庭の草木が近隣の迷惑になっていないか確認し、草刈りや庭木の手入れをする
□冬は除雪を行い、屋根からの落雪で近隣に迷惑をかけないように確認する
※特に大雨や地震の後は雨漏りや水漏れ、建物の傷みがないか必ず確認しましょう。

▽半年に1回はじっくりと点検を行いましょう
半年に1回は月に1回の点検に加えて家の基礎や壁などをじっくりチェックしましょう。特に雨漏りには早めに対処することが必要です。バルコニーやアンテナなど、家の外回りにあるものは、強風や大雨で飛ばされないよう支持金具が腐食していないかなどの確認も行うと安心です。

町では空き家の相談を受け付けています。
「売りたい」「貸したい」「どうしたらよいかわからない」といった場合は、お気軽にご相談ください。
空き家相談窓口:当麻町役場まちづくり推進課企画商工係
【電話】84-2111(内線123・124)
売買・賃貸情報を掲載したい時:
・当麻町ホームページへ掲載→当麻町役場まちづくり推進課企画商工係へご連絡ください
・北海道空き家情報バンク
ゼロ円で譲りたい時:無償譲渡不動産マッチングサイト
不動産の相続が発生した時:当麻町版「不動産相続手続きガイド」
(※詳しくは本紙をご覧ください。)

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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