令和6年の年頭にあたり 当麻町議会議長 中港勝

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新年明けましておめでとうございます。
町民皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げますとともに、日頃より議会活動に対し、温かいご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
令和6年の年頭にあたり、議会を代表いたしまして謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年は統一地方選挙の年でありました。4月に当麻町議会議員選挙が実施され、議員10人が改選、新人1人を迎え新たな議会構成となりました。無投票当選という重い負託を受け、一層の努力をお誓いしたところであり、新年を迎え決意を新たにしております。
国際情勢を見ますと、出口の見えないロシアのウクライナ侵攻、緊迫するイスラエル・パレスチナ紛争、北朝鮮による弾道ミサイル発射実験など世界の政治・経済は依然、混沌としており、先行きの不透明感が払拭できない情勢であります。これらに起因する原油価格や電気料金を含む物価高騰は、経済活動や私たちの生活を困窮させるに至っていると捉えております。
地方におきましても、直面する人口減少・少子高齢化社会の到来において、まちづくりそのものが大きく変化してきており、自治体の生き残りをかけ自主性、自立性の向上が求められる時代となりました。
町では、これまでどおり農業・林業の基幹産業のさらなる振興に加え、その強みを生かした官民連携による新たな企業の進出、また脱炭素、カーボンニュートラルの取組みとなる再生可能エネルギー導入に関する施策について検討されています。私たち議会も意思決定する議決機関として果たす役割と責任はますます重要性を増していると感じております。
本年は、本格的に新型コロナウイルス感染症が収束し、さらなる地域経済活動の活発化や時代の潮流を的確に捉えた施策への対応が急務となります。課題に対し議決機関として町民皆さまのご意見を町政に反映させていくこと、また、二元代表制の一翼を担う議会として役割を果たせるよう取り組んでまいりますので、本年も一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びにあたり、この一年が当麻町ならびに町民皆さまにとりまして輝かしいものでありますよう衷心よりご祈念申し上げ、新年にあたってのごあいさつといたします。