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[ミニ特集]令和5年度 恵庭市 総合防災訓練

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北海道恵庭市

日本では近年、大地震、豪雨、大雪などの大規模自然災害の発生頻度が増加しており、災害に対する日頃の備えの重要性が増しています。市では、出前講座などで防災についての周知を行っているほか、4年に一度、地域防災力向上のための大規模防災訓練を実施しています。
令和5年度の訓練は、8月26日から27日にかけて実施。市民参加型の訓練も準備していますので、今年の夏はみんなで防災訓練に参加してみませんか。

■総合防災訓練のはじめに
市内一斉シェイクアウト訓練
8月26日(土)9 時ごろに、防災無線、メール配信サービスで、訓練開始をお知らせします。皆さん、その場で参加ください。
▽シェイクアウト訓練とは?
地震の際の安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を身につけるために、その場で誰でも、短時間で参加できる訓練です。

今年の総合防災訓練は、「災害時における各防災機関との連携の強化」および「自助・共助・公助による地域防災力の向上」をテーマとしています。当日は、最大震度6強の直下型地震を想定し、人員や資源を確保・動員して連携・協力・対応する「実働訓練」を、3部構成で実施します。

◇組織的な災害対応のための訓練
第1部は、職員を対象とした非常招集訓練、災害対策本部訓練を実施します。また、総合防災訓練の日時に合わせて、地域での訓練を計画している自主防災組織や町内会、各事業所もありますので、災害対策本部と訓練実施中の自主防災組織などとの情報伝達方法なども確認します。なお、災害対策本部のデジタル化を図るため、8月に導入予定の公用スマートフォンなどICT機器を活用して訓練を実施する予定です。

◇展示・体験型訓練
第2部は、桜町多目的広場を会場に、来場者一人一人が実際に操作・体験できるブースを設けます。また、消防、自衛隊などが災害用に装備している機材や車両を見ることもできます。

◇夜間の避難所運営(宿泊)訓練
第3部は、総合防災訓練初の、宿泊を伴う避難所開設訓練です。当日は、市内小学校1校と憩の家1カ所の計2カ所を会場として、実際に避難所開設作業を行ったうえで職員が一晩過ごします。そこでは、非常用トイレや非常用電源の使用、近年増えてきている〝ペット同伴者〞を想定した宿泊について、検証する予定です。
災害は、いつ発生するかわかりません。その時に慌てないためには〝準備しておく〞ことが、何より大切です。ぜひ訓練を、災害への備えについて確認するきっかけとしてください。

■第2部…ご自由に参加ください!
日時:8月26日(土)12時30分~15時
小雨決行!
会場:桜町多目的広場(桜町4-73-1)

◇体験コーナー
・給水訓練
・応急手当訓練
・水消火器体験
・煙体験
・放水体験
・消防車搭乗体験

◇装備・車両展示
・排水ポンプ車
・土のう作成車
・照明車
・雨量計
・液状化実験装置
・熱映像装置
・パトカー等
・消防各種車両
・電源(発電機)車
・衛星回線電話
その他、企業の展示もあります!

◇展示訓練
(時間中2回実施)
消防部隊、自衛隊、警察の連携による救助活動などの展示

今回の総合防災訓練は、シェイクアウト訓練や災害対策本部と自主防災組織などとの連携、消火器やAEDなどの体験、備蓄品を使った避難所生活など、本当に地震が発生した場合に起こるであろうことを少しでも多く体験できることを狙いとして計画しています。
地震に限らず様々な災害が頻発する昨今、いざという時に自分の命を守るためにも、市民の皆さんにはぜひ第2部(桜町多目的広場)に足を運んで様々な体験をしていただき、「災害時に自分はどう行動するか」を考える機会にして欲しいと思います。
(地域防災マネージャー・谷口和三危機管理参与)

問合せ先:基地・防災課
【電話】33-3131(内線2242)

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