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住宅用火災警報器の設置・維持管理はしていますか?

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北海道愛別町

近年、高齢化の進展により住宅火災での死者数が急増しています。死亡の主な原因は、火災に気づくのが遅れたことによる「逃げ遅れ」で、半数以上の方が高齢者であり、今後も増加するおそれがあります。住宅火災による死者数を低減するためには、住宅用火災警報器の設置が不可欠です。住宅火災による死者の低減を図るため、消防法および火災予防条例が改正され、住宅用火災警報器の設置がすべての住宅に義務化(愛別町は平成23年6月1日より)されており、毎年実施の設置率調査(令和5年度)による愛別町の設置率は88.05%でした。
住宅用火災警報器は、かけがえのない命や大切な財産を守る重要な役割を果たしています。未設置世帯へ早期設置をお願いするとともに、設置世帯については維持管理に努め、住宅防火の推進にご協力をお願いします。

■住宅用火災警報器とは?
天井や壁に取り付け、火災の煙や熱を素早く感知して、警報音や音声により火災を知らせる器具です。

■設置する住宅用火災警報器の種類は?
住宅用火災警報器には、「煙」を感知する煙式と「熱」を感知する熱式があり、煙を感知する煙式の設置が義務付けられています。

■設置場所は?
住宅用火災警報器等の設置義務化の目的は、就寝中に発生した火災による死者の発生を防ぐためのものなので、寝室へ取り付けます。ただし、寝室が2階以上にある場合は、階段にも取り付ける必要があります。また、台所は設置義務化の対象にはなっていませんが、万が一のことを考慮し、取り付けが推奨されています。(※台所は蒸気などで誤感知する場合もあるため、熱式でもかまいません。)

■取り付け位置は?
・天井に設置する場合…
(1)壁または梁から60cm以上離して設置
(2)換気口等の空気吹出し口から1.5m以上離して設置
・壁に設置する場合…天井から15cm以上50cm以内に設置

■点検の方法は?
ボタンを押すかひもを引くだけで簡単に点検ができます。点検をして反応がなければ、本体の故障か電池切れです。作動確認をしてみましょう!

■お手入れは必要?
住宅用火災警報器はホコリが入ると誤作動を起こす場合があります。定期的に掃除をしましょう。
掃除方法は機種によって異なるため、取扱説明書をご確認ください。

■交換時期は?
設置から10年が経過した住宅用火災警報器は、電子機器の故障や電池切れ等により正常に火災を感知しないことがあります。設置から10年が経過した住宅用火災警報器は、機器本体の交換をしましょう!

問合せ:愛別消防署
【電話】6-5509

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