4月から5月にかけて空気が乾燥する時期となります。このため林野火災も発生しやすくなるため、北海道では、4月10日から5月20日までを「林野火災予防強調期間」に設定しています。北海道の調べによると、昨年北海道で発生した林野火災は19件、そのうち約8割にあたる15件が4月から5月に集中しています。出火原因のほとんどが人為的な過失によるものと考えられ、最近の過去10年間でも「ごみ焼き」が最も多く、次いで、「たばこ」、「マッチ」となっています。気象台では、空気が乾燥し火災が発生するおそれがあると予想したときには、「乾燥注意報」を発表して、火の取り扱いに注意を呼びかけます。山に入る場合は、最新の防災気象情報を利用し、火の取り扱いに十分注意しましょう。
問い合わせ先:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
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