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令和五年度 教育行政執行方針〔要旨〕(2)

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北海道新ひだか町

(4)教育環境の整備・充実
▽学校における働き方改革の推進
一斉配信メールの運用を継続するとともに北海道公立学校校務支援システムの運用による事務の効率化を進めます。

▽教育委員会による支援の充実
町内の高校生を支援するため、入学前の予約申込が可能な給付型奨学金制度や通学費助成などの修学支援を引き続き実施するとともに、就学援助制度については、現行の認定基準を維持します。さらに、児童生徒の英語力および学習意欲の向上ならびにグローバル社会を見据えた人材の育成を図るため、実用英語技能検定料の助成制度を継続します。

▽町立学校の再編整備の推進
再編により新たな学校としてスタートする静内小学校は、児童はもとより、保護者や教職員が新たな教育環境に円滑に移行できるよう、支援を継続します。令和6年度に再編が決定した高静小学校と桜丘小学校については、新ひだか町立学校再編整備準備協議会を開催し、円滑な再編に向けて準備を進めます。

▽部活動の地域移行の推進
少子化が進展する中、将来にわたり生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するため、地域連携・地域移行に取り組む必要があることから、学校および関係団体と協議・連携を図り、部活動の地域移行を推進します。

◆社会教育活動
将来のまちづくりを担う子どもたちをはじめ、町民が学び合う喜びや、自ら学び続ける意欲を高めることができるよう、芸術・文化体験やふるさと教育などの生涯学習事業を推進します。また、町民一人一人が生涯を通して主体的に学ぶことができるよう、生涯学習人材バンク制度とICT活用事業の充実に努めるとともに、コミュニティ・スクールにおける学校支援活動のコーディネート機能を拡充し、学校との連携や協働事業を推進します。公民館および総合町民センターは、社会教育活動の拠点として、各種活動団体の情報発信に努め、団体活動の活性化を促進します。

◆芸術文化活動
文化団体協議会や文化サークルなどと連携し、町民芸術祭をはじめとする文化事業への支援と芸術鑑賞会などの主催事業を継続するほか、総合町民センターの利用を促進して、町民が芸術文化に触れる機会の充実に努めます。

◆読書環境・読書活動
幅広い世代の読書活動推進を図るため、図書館の計画的な蔵書収集を行うとともに、ブックスタート事業などの各世代に向けた多様な事業を実施します。また、移動図書館車の運行による学級文庫支援のほか、学校司書による読み聞かせやオリエンテーションの実施など、学校図書館の支援に積極的に取り組みます。

◆文化財保護・博物館活動
ICT活用による郷土の自然や歴史、文化に関する展示や講座を実空間とデジタル空間の双方で開催するほか、祈りや信仰に関わる人々の思いを探る特別展示や講座の開催などに取り組みます。郷土資料の収蔵施設の管理を適切に行うとともに、国指定史跡「シベチャリ川流域チャシ跡群」の計画的で適切な保存管理に努めます。

◆アイヌ施策
アイヌ民俗資料館を改修し、アイヌの人々に関わる文化財を次世代へと確実に伝えるための施設機能の向上を図ります。

◆スポーツ振興
町民が心身ともに健康的に生きることができるよう、各世代に応じたスポーツ事業の充実を図り、スポーツの日常化を促進します。ライディングヒルズ静内は、町民の誰もが気軽に馬とふれあい、乗馬ができる教育施設として一層の有効利用を図るよう努めます。

◆むすび
町の将来を担う子どもをはじめ、町民一人一人が生涯を通じて心豊かに学ぶことができるよう、教育のより一層の振興・充実に全力で取り組んでまいります。

教育行政執行方針の全文は、町公式ホームぺージをご覧ください。

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