町では、「これぞ我が町の名物!」と言えるような全国に誇れる特産品を作るため、静内農業高校生と地元事業者による、地元食材を使用した新たな地域食品ブランド「静農ブランド」の商品開発に取り組んでいます。
生徒が授業の中で、食品に関する知識や商品開発のノウハウを学びながら、今までにない斬新なアイデアで新商品の企画から試作までを行い、最終的に地元事業者によるブラッシュアップを経て、商品化を目指しています。
プロジェクト始動から2年目となる令和5年度は、新たに5つの商品開発を進めながら、道内外の物産展などのイベントに出展し、生徒自らプロジェクトのPRや令和4年度に開発した商品の販売も行ってきました。
《令和4年度開発商品大好評!》
9月に出展した大北海道展で4商品460個、10月に開催したHTB創世マルシェ新ひだかで4商品550個が完売しました。
・桜香るみるくソフト
(PeekabooCrepe and Gelato(ピカブークレープジェラート))
・THEMEATPIE.(ザミートパイ)
(お料理あま屋)
・静農マドレーヌ
(PatisserieNoire(パティスリーノワール))
・牛肉の旨味たっぷりの万能肉ソース
(黒毛和牛のドン)
■令和5年度のプロジェクトの流れ
〈4月〉
▽第1回プロジェクト会議・企画準備
学校・連携事業者・関係団体・町で、昨年度の振り返りと、今年度の方向性を検討。
〈5月〉
▽商品企画
連携事業者と共に開発商品を検討。商品コンセプト・特徴、商品イメージなどをスケッチし、企画書を作成。
〈7月〉
▽2023秋冬食・酒総合展示商談会
國分北海道(株)主催の展示商談会に出展し、令和4年度開発商品をPR。
▽試作開発
食品科学科2・3年生の生徒が考えた案の中から選考し、商品を試作。
〈8月〉
▽STVどさんこワイド朝に出演
「けさのプレゼントコーナー」でプロジェクトPRと令和4年度開発商品のプレゼントを実施。
〈9月〉
▽大北海道展
あべのハルカス近鉄本店(大阪府)で開かれた物産展で、令和4年度開発商品を販売。
〈10月〉
▽HTB創世マルシェ新ひだか
さっぽろ創世スクエアでマルシェを開催し令和4年度開発商品と町特産品を販売。
▽専門家招聘(しょうへい)事業
専門家による商品写真の撮影技術やPOP製作技術の学習授業。
〈11月〉
▽商品化準備
商品ロゴやパッケージのデザイン、容器包材などを検討。
▽試作完了
5つの商品の試作が完了し、各事業者が販売に向けた準備を開始。
〈12月〉
▽第2回プロジェクト会議
商品開発の進捗状況の確認と、商品ラベルを検討。
〈1月〉
▽試食会開催
町長や関係団体を招き、静内農業高校で5つの商品の試食会を開催。
〈2月〉
▽グルメandダイニングスタイルショー
東京ビッグサイトで開催された商談会に出展し、令和5年度商品をPR。
〈3月〉
第3回プロジェクト会議
商品開発の進捗状況の確認と、次年度に向けた話し合い。
◎4月以降、完成した商品から順次販売開始予定
○プロジェクト会議メンバー
・静内農業高等学校(生徒・教諭)
・連携事業者5社
・新ひだか観光協会
・新ひだか町商工会
・みついし農業協同組合
・しずない農業協同組合
・ひだか漁業協同組合
・新ひだか町
・(株)TAISHI※コーディネーター
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