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まちづくり懇談会の開催結果

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北海道新十津川町

6月10日から8月29日にかけて「まちづくり懇談会」を9カ所で開催し、延べ174人が参加しました。
5月に谷口町長が就任し、町民の皆さんとの初めての意見交換を行いました。
参加者と町長・副町長・教育長が多くの意見交換を行い、さまざまなご意見・ご質問をいただきましたので、その一部をご紹介します。
皆さんからいただいたご意見は、今後のまちづくりに生かしていきます。

■生活
Q 物価高騰に対する町民への助成について、近隣市では商品券の配布などにより助成をしているが、本町では考えていないのか。
A 物価高騰により家計を圧迫していることは懸念しており、9月の補正予算で何らかの対応を検討している。
→物価高騰対策の内容は2ページをご覧ください。

Q 資源ごみの出し方について、ルール違反が多数あるため、区報で周知しているが改善されないことから、町広報誌やごみ収集カレンダーに資源ごみの出し方を記載して注意喚起を行ってほしい。
A 資源ごみの出し方について、広報やごみ収集カレンダーで注意喚起を行っていきたい。

■空き地・空き家対策
Q 転出される方などが家を手放し、空き家が増え続けている。道路沿いに潰れている家も散見され景観も悪い。町はどのような空き家対策を行っているのか伺いたい。
A 空き家は地域や住民から随時情報提供をいただきながら調査しており、その空き家の中から危険な物件を危険空き家として登録している。危険空き家は常時10件ほどあり、行政指導へ移る物件は3件ほどあった。人が住める段階で新たな持ち主に渡ることが理想であり、空き家バンクの活用なども周知していきたい。

■公共交通
Q 乗合ワゴンに予約なしで乗車できるようにしてほしい。また、乗合ワゴンを見かけたタイミングで声を掛けるので乗せてほしい。
A 予約制ではなく車両を走らせれば、乗客がいないまま運行することで燃料費がかかるため、今後も予約して利用いただきたい。また、乗合ワゴンを見かけた際の声掛け乗車は、事業者とも話し合って検討していきたい。

■農業・商工業
Q 農業の担い手について、高齢化が進んでおり、今後どのように担い手を確保していくのか。
A 本町では若い人が農業後継者として就農されている事例も多い。スマート農業を推進し省力化を進めて、家族経営でも維持できる農業を目指している。

Q 若い人でも農業に興味がある人がいることから、新しく農業をやってみようと思えるサポートがあると良いと思う。
A ピンネ農業公社でも受け入れ制度があるので利用いただきたい。

Q 栗山町や上砂川町では1日単位で飲食店や物販ができるような場所がある。本町でも手軽に起業できる場所をつくってほしい。
A 制度内容について調べ、その上で検討する。

■ヒグマ対策
Q ヒグマが山から下りて来る通り道の一つが河川と思われることから、河川の木の伐採がヒグマ対策につながる。河川緊急浚渫(しゅんせつ)事業を令和7年度以降も続けてほしい。
A 河川緊急浚渫(しゅんせつ)事業は川が流れやすくすることを目的に行う事業だが、結果的にヒグマ対策にもつながる。町内の他地区でも実施が必要な箇所があると思われるので継続して実施したい。

■ふるさと公園
意見:ふるさと公園の水遊び場について、サンダルで入る子と裸足で入る子がいる。サンダルで入ると草や土が水遊び場に入ってしまう可能性がある。裸足利用なのかサンダル利用なのか明確に表示するべきではないか。
→検討の結果、利用の制限は設けませんが、泥や草を落としてから入るように注意喚起の看板を設置します。
意見:ふるさと公園に遊びに来た子どもが時間を確認できるように、水遊び場かテラスに時計を設置してほしい。
意見:ふるさと公園は、土日は人が多く遊具が足りていない。

■行政区・町内会活動
Q 町内会活動の規模が役員不足などにより縮小している。行政区や町内会の統廃合を考えなければならない状態ではないか。
A 行政区合併はすぐにできるものではないが、町内会の合併は行政区内での話し合いで決定できる。役員数を減らす方法や負担を減らす方法などを行政区でも検討願いたい。よりよい地域活動の実現のため町も支援していきたい。

■子育て
Q 急な要件ができたときに町内で子どもを預かってくれる場所がない。近隣市では急な時でも預けられるキッズラインという制度がある。
A 急な対応はできないが、だっこの会が実施している託児事業があり、事前に予約をすることで短時間の託児が可能なので利用してほしい。

意見:おむつポイポイについて、2カ所しか設置していないため遠い人は使いにくいことから、資源ごみのように設置箇所を増やしてほしい。
意見:天候にかかわらず遊べる室内遊具施設が町内にほしい。
意見:だっこの会の方は資格を持っていないためご飯を食べさせられないなどの制約があることから、だっこの会とは別に急な用事の際に有資格者に託児してもらえるサービスがあるとよい。

■スクールバス
Q 橋本区やみどり区の児童生徒は徒歩で通学しているがスクールバスを利用できないか。
A スクールバスの利用は、片道が小学生2km、中学生3kmというルールがあるが、冬季については新十津川橋の除雪状況を考慮して、小学校1年生から3年生までは乗車できるようにする予定である。春から秋までの間は歩いて体力を付けてほしい。

■ドローンプロジェクト
Q ドローンプロジェクトにはどのような目的があるのか。
A 寒冷地でのドローン運行実証やドローンスクールで国家資格を取得できる体制を整える。この資格を生かし新たな雇用を創出したい。また、買い物代行サービスなどの新たな産業を生み出すことで本町全体の地方創生を行っていきたい。

Q 旧大和小学校を使用するのであれば、子どもも通る道路沿いになることから、事故に備えて国道側にフェンスを設けるなど安全に配慮してほしい。
A 具体的な内容は明言できないが、安全への配慮は特に気を付けて進めていく。

問合せ:総務課・企画調整グループ
【電話】76-2131

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