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≪特集≫新得【道の駅】基本計画(1)

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北海道新得町

令和3年4月に策定した「道の駅基本構想」から、さらに検討委員会で議論をいただきながら検討・研究を重ね、より詳細を示した『道の駅基本計画』を令和5年3月に策定しました。
・基本計画とは…整備する範囲や利用者の動線、各施設の配置や外観イメージなどの方向性を示したものです。
なお、この整備内容は建物内の配置や外観も含め、決定したものではありません。今後、民間事業者からの提案を受けて検討委員会で協議し、町民の皆さんへ情報を提供しながら進めていきます。

◆基本コンセプト
にぎわいと笑顔が広がる新得の魅力‐広大な森林・雄大な山景・豊かな食‐を発信・体感する空間づくり
~十勝エリアのゲートウェイ[玄関口]拠点をめざして~

◆2つの整備目的
・街なかへの回遊を促し、新得町の特性を活かした地域全体のにぎわいを生み出す拠点の形成
・十勝エリアの玄関口として、新得パーキングエリア(以下、新得PA)の立地ポテンシャルを活かした拠点の形成

◆秘めるポテンシャル
新得PAは、札幌や新千歳、釧路からも2時間程の場所に位置し、道央方面からの十勝エリアの玄関口として、運転の途中休憩に絶好の位置にあります。
さらに、将来的に旭川と十勝を結ぶ高速道路の整備が進めば、道東と道央、道北を結ぶ中間地点として、そのポテンシャルはより一層高まり、さらなる立ち寄りの増加が期待されます。

▽道の駅を整備する場所
道の駅は、道東自動車道(高速道路)に隣接する形で新得スマートIC、新得PAと一体的に整備します。
新得市街地から道の駅までは車で約8分の距離です。(一部新たに道路を整備します)

▽道の駅などの配置予定
道の駅は、高速道路利用者の休憩施設としても利用できるように整備します。(高速道路を降りずに利用できます)
上り線(札幌方面へ)、下り線(帯広方面へ)、どちらの新得PAからも出入りが可能となります。

◆デザイン コンセプト
山の麓(ふもと)の道の駅にふさわしい天然素材を活かした建物
・山並みに溶け込む1階建てのシンプルな構成
・下部は天然素材のレンガ、上部は木材の構造が見えるガラス張り
・山側まで見渡せる眺望デッキ

○その他の機能
・大自然を一望できるキャンプ場→屈足ガンケ、トムラウシ山まで見える最高の眺望
・使いやすい屋外イベント広場→農産物直売やキッチンカー販売などにも対応
・防災拠点としての役割・機能→災害時の物資輸送中継基地、道東道通行止め時の一時避難所

▽新得食堂・[テイクアウト新得]
基本構想時はテイクアウトのみの案もありましたが、新得PAが隣接し、高速道路を降りずに利用できるようになったことから「フードコート形式」とし、ゆっくり食事ができるように整備します。
・特産品・農産物の活用、客回転の早いメニュー
・先を急いでいる方のためのテイクアウト→片手で食べられる新得バーガー、いも団子などのファストフード[テイクアウト新得]
・匂いでお客さんを引きつける→鹿肉や地鶏の炭火焼など
・ここでしか買えない・食べられないもの→新得道の駅でのみ提供するメニューを開発

▽新得十勝マーケット
新得町のものだけでなく、十勝エリア全体の特産品を販売します。
・地場産品マーケット→新得、十勝の特産品のほか、キャンプ場利用者を主なターゲットとして肉や野菜、調味料、飲料なども販売。
・チーズマーケット→十勝のさまざまなチーズを取り揃える。ワインや、チーズを使ったスイーツなども。
・アウトドアマーケット→キャンプ場利用者に向け、炭や薪などの各種消耗品のほか、アウトドア小物を販売。

▽休憩スペース・キッズスペース
だれもが快適に滞在・休憩し、子どもも遊べる空間を、フードコートと一体的に整備します。
・休憩スペース→例えば山小屋をイメージさせる電気暖炉などを設置し、暖かみのある休憩空間を演出。
・キッズスペース→新得産木材を使った積み木のほか、体を動かせるクライミングウォール、屋外にボールトランポリンの設置を検討。

▽十勝ミュージアム
基本構想時は「そばミュージアム」としていましたが、そばを前面に出すのではなく、十勝の玄関口としての役割を重視した内容に変更します。
・十勝がひと目でわかるフロアマップ→管内19市町村の「見どころ、遊びどころ、食べどころ」がひと目でわかるマップを、施設に入ってすぐの床面に設置。
・特産品情報×新得十勝マーケット→紹介している特産品がその場で買えるよう情報と取扱商品を連動させて展開。
・展示棚やデジタルも組み合わせた情報発信

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