≪特集≫新得【道の駅】基本計画(2)

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●概算事業費
以下の事業費は、現在の建築資材単価等をもとに算出した金額です。なお、道の駅本体の建築工事着手は約6年後であり、今後も資材の価格上昇などが発生した場合、この事業費は大きく変わる場合があります。

●想定入込客数
道の駅オープン後の想定入込客数については、交通量など各種統計数値から算出した結果、年間で約123万人となっています。

●事業スケジュール
道の駅は、インターチェンジとパーキングエリアの完成予定時期である令和11年度末(令和12年3月末)の完成を目標としています。
引き続き、国や北海道、東日本高速道路株式会社と協議しながら検討を進めていきます。

●管理・運営のあり方
道の駅には、まちに人を呼び込み、町内に多くの人を周遊させることで、まちの経済活動を活発化させる役割があります。道の駅単体の収益だけでなく、新得町全体の経済効果を高める目的があることを十分考慮し、以下の3点を重視して管理運営のあり方を検討する必要があります。

(1)町内関係機関との連携・協力
(2)人材の確保
(3)民間資金・経営ノウハウの活用

道の駅は、施設の設計から建設・管理運営までを一括して民間事業者に委託する手法[=DBO※方式]の導入を検討しています。今年度は、その効果等について調査を行い、令和6年度にかけて事業者の公募・選定を実施する予定です。

※DBO：デザイン(設計)・ビルド(建設)・オペレート(経営すること)の頭文字

◆[道の駅基本計画案住民説明会]を開催しました。
3月17日、町公民館にて開催し、約30名の一般町民の方が参加されました。
説明会では、基本コンセプトや各施設の整備方針、平面計画のほか、整備・管理運営手法の方向性などが示され、十勝エリアの玄関口として、商品や施設の外観デザイン、オリジナルパッケージなど、道の駅全体で統一感を持ってアピールすることで来場者の記憶に残る施設を目指すことが説明されました。
参加者からは「町民が行きやすい方法の検討を」、「熱意のある人たちと協力しながら計画を進めていってほしい」、「ペットを連れている人や、キャンピングカーで来る人への配慮を」などといった意見が出されました。

今後も町民の皆さんへ情報をお知らせしながら事業を進めていきます。
今回策定した道の駅「基本計画」については、町ホームページに掲載しているほか、図書館、公民館、屈足支所に備えていますのでぜひご覧ください。

(担当：地域戦略室【電話】0156-64-0521)