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まちのうごき(1)

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北海道新得町

◆武田芳秋教育長が退任、新教育長に渡会崇善(わたらいたかよし)氏
▽武田芳秋教育長が3月で勇退
平成28年から教育長として町の教育行政を支えてこられた武田芳秋氏が3月31日をもって辞任されました。
3月23日の定例町議会において後任の人事案が同意された後、武田教育長から「昭和54年に役場へ奉職して以降、様々な課を経験し、最後は教育長として通算44年間に渡って役場の仕事をさせていただきました。教育長としては6年9ヵ月、周りの皆さんの助けを借り、自問自答しながら務めさせていただきました。長きにわたって町民の皆さんに大変お世話になり、心より感謝を申し上げます」と退任のあいさつがありました。

▽4月から渡會教育長が着任
新教育長には、前幕別小学校長の渡會崇善氏が任命されました。

~渡會教育長の略歴~
・昭和37年生まれ。小樽市出身。北海道教育大学釧路校卒業。
・新得小学校を振り出しに管内の小中学校に教員として勤務。
・平成23年4月から3年間、更別村及び中札内村の各教育委員会で指導主幹。
・令和元年4月から2年間、十勝教育局で義務教育指導監。
・令和3年4月から2年間、幕別小学校長。
・令和5年4月から新得町教育委員会教育長。

渡會教育長は「教員生活をスタートした新得町の子どもたちや町民のために経験を生かし、これまで新得町が積み上げてきた教育環境を少しでも充実させていきたい」と抱負を述べました。
渡會教育長の任期は、武田前教育長の残任期間となる令和7年6月30日までとなります。

◆「新得町ゼロカーボンシティ宣言」 2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロへ
地球温暖化に伴う気候変動が世界中で猛威を振るう中、温暖化の主な原因である二酸化炭素の削減は世界全体で取り組むべき課題となっています。
本町においても、新得町地球温暖化対策実行計画等を策定した上で、3月23日の定例町議会において浜田正利町長が「豊かな自然環境の維持と経済社会の発展、この両輪のバランスを取り、将来の世代が安全で快適に暮らせる持続可能な社会を実現するため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする『ゼロカーボンシティ』の実現を目指す」ことを宣言しました。
ゼロカーボンシティの実現には、町内すべての家庭や事業者の協力が不可欠です。今後皆さんに取り組んでいただきたいことなどについて、広報しんとく5月号で改めてお伝えいたします。

◆役場新庁舎の建設工事を着工 工事の無事故を願って安全祈願
3月7日、役場庁舎建設工事の着工に伴う安全祈願祭が同工事現場で行われ、町や町議会、工事関係者ら約40人が出席しました。
浜田町長は「現庁舎で歴史を刻んできた一人として、今日の節目を迎えられたことは感慨深いものがある。安全に十分留意され、町民の願いがこもった建物であることを胸に刻んで施工していただきたい」とあいさつしました。

◆元新得町議会議長 故 湯浅 亮氏を偲んで町民葬
3月6日に死去された元新得町議会議長の湯浅 亮(ゆあさ りょう)氏(享年90歳)の町民葬が3月11日、町公民館ふれあいホールで開かれました。
町民葬は、新得町公葬執行規程で定められた公葬で、町長または町議会議長の職を10年以上務めた方が亡くなられたときなどに行うことができるものです。
湯浅氏は8期32年間に渡って町議会議員を務め、うち4期16年間は議長を務められました。また、十勝町村議会議長会の会長を8年間、新得町農業協同組合の組合長代行理事を12年間務められるなど、数々の要職を歴任し、今日の新得町の発展に多大な貢献をされました。
町民葬には、町内外から関係者ら約300人が参列。葬儀委員長の浜田正利町長は「人情味豊かな人柄で多くの町民に愛されていた。新得の発展を温かく見守ってください」と追悼の言葉を述べました。

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