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自治体の皆さまへ

≪特集≫「ゼロカーボン」って知ってる?(2)

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北海道新得町

◆二酸化炭素の削減目標
今後、新得町は「ゼロカーボン」の実現に向けて、様々な施策を町全体で取り組み、効果を積み上げ、2030年までに中期目標を、2050年までに長期目標の達成を目指します。

▽2030年までの削減目標(中期目標)
29%削減【78,244トン(2014年)→55,421トン(2030年)】

▽2050年までの削減目標(長期目標)
37%削減【78,244トン(2014年)→48,909トン(2050年)】

◆ご家庭や事業者へのお願い
「ゼロカーボン」に向けての取り組みについては、家庭・事業者・町とが連携、協力し中長期的に取り組んでいく必要があります。まずは、今すぐ実践できる家庭の二酸化炭素排出量を減らすことから始めてみるのはいかがでしょうか。
まずは、『現在のライフスタイルを見直し、省エネ行動をすることでエネルギー消費量が減少し、結果として新得町全体の二酸化炭素排出量の削減に繋がっていくこと』
上記を意識して、日常生活を一つ一つ見直して、自分のできる範囲で二酸化炭素の排出量削減に努めていただければと思います。
以下は家庭で実践できる具体例を載せておりますのでぜひ参考としてください。

▽暖房・冷房
・暖房20℃ 冷房28℃
※可能な範囲で

▽照明
・こまめな消灯や掃除
・照明のLED化

▽テレビ
・画面は明るすぎない
・見ないときは消す
・消すときは主電源を消す

▽冷蔵庫
・食品を詰め込みすぎない
・定期的な整理

▽お風呂
・追い焚きせずに次々入浴

▽自動車
・ふんわりアクセル「Eスタート」
・加速度少なめに
・電気自動車の検討

◆新得町の「ゼロカーボン」事業
「ゼロカーボン」に向けて、新得町がすでに取り組んでいること、今後取り組んでいくことをごく一部ですがご紹介します。

▽役場庁舎建設事業
・省エネ性能に優れた庁舎を建設し、電気使用量等の削減を図ります。

▽バイオマスガス発電
・家畜ふん尿を利用したバイオガスの発電により発生した排熱の利用を図ります。

▽民有林振興事業 町有林整備事業
・適切に森林の維持、整備を行い、温室効果ガス吸収源の持続的な確保と拡大を図ります。

▽公共施設照明のLED化
・町公共施設照明を計画的にLEDへ更新し、電気使用量の削減を図ります。

『今後の取り組み』
・小水力発電、地熱発電などの再生エネルギーの導入を推進
・電動生ごみ処理機購入事業による生ゴミ排出量の削減
・電気自動車などの省エネ車両の導入
・町内会による資源ごみの集団回収の奨励

◆新得町の未来のために
今後ゼロカーボンの実現に向けては、町民のみなさま、事業者さま、行政とが協力・連携していくことが大切です。新得町では「環境に配慮した持続可能なまち新得町」を地域環境の将来像として設定した、「新得町環境基本計画・地球温暖化対策実行計画(区域施策編)・気候変動適応計画」を基本として、将来の世代が安全で快適に暮らせる環境を確保するために二酸化炭素実質排出ゼロの実現に向けて取り組んでいきますので、町民のみなさまもできることからご協力いただければと思います。

町HPにも上記計画について掲載しています。詳しくは「新得町環境基本計画」検索

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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