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自治体の皆さまへ

新春座談会 食べて飲んで笑って〜飲食店のこれから〜(1)

6/22

北海道新得町

新年あけましておめでとうございます
色々と落ち着いてきた今年は飲食店に行く機会を増やしませんか?
そこでしか食べられない味
そこでしか聞けない話
そこでしか会えない人
幸せな時間があなたを待っています

今回は開店や代替わりなどここ数年で新しい動きのあった町内飲食店の方々にお集まりいただき飲食店のこと、まちのことについて存分にお話しいただきました。

○今井 崇敬(いまい たかよし)さん
創業101年の歴史がある、そば屋「みなとや」店主。古くから新得町のことを知る、生粋の新得町民。

○細川 海吏(ほそかわ かいり)さん
令和4年12月にオープンしたイタリアンレストラン「S/uno(エスウーノ)」サービススタッフ。帯広市出身。

○岩本 裕司(いわもと ゆうじ)さん
地域おこしとしての任期終了後、平成28年に新得地鶏をメインにした居酒屋「壱杯家」を開店。深川市出身。

○中原 綾奈(なかはら あやな)さん
町内のスナックの新規開店としては平成11年以来20年ぶりとなる「snack f」を平成31年に開店。帯広市出身。

○渡辺 智浩(わたなべ ともひろ)さん
令和3年10月に一時閉業した「たこや」を3代目として味も店も引き継ぎ、令和4年4月に再度オープン。新得町出身。

○浜田 正利(はまだ まさとし)
新得町長。平成16年の初当選から今年で20年目を迎える。(5期目)新得町出身。

◆変わる時代と変わらない味
今井:今回は新春座談会ということで、町内飲食店関係者の方にお集まりいただきました。コロナ禍の話や、世界情勢など暗い話はたくさんありますが、新春なので飲食店のこれからについて、未来や夢のある話で盛り上がれればと思います。飲食店はまちの魅力としても大事なもので、今回の座談会テーマ「食べて、飲んで、笑って」のとおり、とにかくこの一言に尽きると思います。町を盛り上げる存在でありたい!というのは、昔も今も同じです。今日は、飲食店業に携わる皆さんに、今感じていることを話してもらえればと思います。まずは岩本さんから最近の話を聞かせてもらっていいですか。

岩本:新得町に限らず課題となっているのが、人口の減少と高齢化だと思うんですが、それによってお客さまのメニューの趣向が変わってきています。また、コロナの3年間で若い方たちの飲む機会が減っているのに加えて、そもそもお酒を飲む方の割合も、特に20代がかなり減ってきていると感じます。一昔前の宴会の様子から比べると段々変わってきていて、若い方たちはカクテル1、2杯で終わってしまうので、飲み放題だけど飲む量がこんなに少なくて大丈夫かなと、逆にこちらが心配になったりします。(笑)職場の方たちみんなで飲みに行く「飲みニケーション」みたいなものが昔は多くありましたが、コロナ禍の影響もありますけど、集う機会が減りつつあるので、会社の上司が部下を連れて来てくれるなど、飲みの場を大切にしてくれるお客さまが、増えるといいなと個人的に思っています。

今井:マスク着用、喋っちゃいけない、人数制限などのコロナ禍の影響は当然ありますよね。

岩本:コロナ禍のここ2、3年の間に就職した方たちは、飲み会や宴会に行く機会が少なかったので、飲み会がどういったものなのか、飲み会に関する知識が少ないせいか、同僚や先輩と飲食店で食べたり飲んだりすることに、あまり魅力を感じていないようにも見えます。

今井:飲み方を知らないとか、先輩が連れていくことも今減っているので、若い世代の飲み会の考え方・楽しみ方も状況に合わせて飲食店側で変えていかなくてはならないという感じですね。渡辺さんはお店を始めて1年経ちましたが、今感じていることはありますか。

渡辺:ホルモンは焼肉と比べると特有の香りが出ることもあるので、苦手な方もいらっしゃいます。新たな客層として今後そういった方々にどう対応していくか考えていますが、既存のお客さまについては「味が良い」と言われて60年続いてきたお店なので、そういったお客さまをこれからも大事にしながら、明るいフレンドリーな接客をしつつ続けていきたいですね。

今井:将来的にはどうですか。

渡辺:基本的には今までどおり地元のお客さまを大事にしつつ、最近は野菜も育てているので、サラダなども工夫して、いろいろ試しながらやっていきたいですね。

◆新たな視点から
今井:細川さんは新得に来てから、何か感じたことはありますか。

細川:新得での冬は今年で2回目ですが、町全体で見た時に、夏はさまざまなイベントで盛り上がっている印象ですが、冬はちょっと寂しいなと感じています。例えば、冬に飲食店の方々と協力して、飲食のイベントなどを企画できたら面白いかなと個人的に思っています。

今井:昔は冬もイベントがあったんですけど、今は確かに少し寂しいなと私も感じています。

細川:イベント企画の他にも、町内のお店で働く方たちと情報共有をしたいと感じていて、意見交換や、互いの不安解消の場があっても良いのかなと思いました。「この状況は自分の店だけなのかな。」と思うことが今まであったので。

今井:確かにコロナ禍の間は私自身も営業活動が難しいな、厳しいなと感じていました。そういった同業者同志の横のつながりは大切ですよね。中原さんはお店を始めたのはコロナ前ですよね。お店を始めてからどうでしたか。

中原:お店を始めて半年間はお祝いムードで来て頂いたのですが、コロナが始まってからは団体のお客さまがほぼ来なかったですし、若いお客さまが来られることも少なかったですね。
私は飲食店から何かしらのアプローチができればと思っていて、例えば清水町でやっていた「ハシゴ酒」みたいなイベントを飲食店全体で企画して、「みなさんぜひ来てください!」という機会を作ることで、じゃあ行ってみようかなというお客さんも見込めると思います。料飲店組合、商工会などを巻き込んで、そんなイベントがいつかできたらいいなと思います。

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