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自治体の皆さまへ

新春座談会 食べて飲んで笑って〜飲食店のこれから〜(2)

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北海道新得町

◆お客さまの幸せを
今井:細川さんや中原さんが、お客さまと接していて感じることは何かありますか。

細川:この前、商工会主催の「新得町とく得キャッシュレスキャンペーン」があって、キャッシュレスで会計したお客さまは食事で満足して、さらに追加で還元もされて、ものすごくあの期間は盛り上がりました。やっぱり、お客さまにお得感を感じさせることは大事だとその時感じたので、今度は違う形で、例えばエスウーノで食事したお客さまに町内のお店で使用できる割引券のようなものを発行できれば、また新得に来てくれる機会が増えるのかなと思いました。

中原:スナックという業態なので、お客さま同士が仲良くなる機会が多くあります。普段であれば交流することがない方同士が知り合いになって、連絡先を交換して、また約束して飲むということも実際にあります。そういうことで仕事につながることもあって、もちろん家で「一日お疲れ!」ってお酒を飲むのは全然いいことだと思うのですが、外に出る機会を作ってもらえれば、交友関係や仕事などの機会は無限に広がっていくと思います。

◆飲食店の存在と取り巻く課題
今井:町長は飲食店の存在についてどう感じていますか。

浜田:私は高校を卒業して役場に就職して、なぜ飲食店に行っていたかというと、知らない世界を見てみたいというのが、理由の一つでした。普段話す機会が無い、職場以外の人たちと話せるので、情報交換やストレス解消の場として行っていました。また、そこでしか口にすることがない食べ物や飲み物を目的に飲食店に行っていたことも理由の一つでした。そういった存在は私を含め、町民みなさんありがたいと日々感じています。
飲食店の課題にも関連することなんですが、今の町の課題として「足の確保」というものがあります。昔は屈足で飲んでいても、帰りを気にしなくて良かったのですが、最近は飲んで帰ろうと思っても、時間が遅いと帰りの足が無いことが増えました。飲食店の営業に深く影響することだと感じますので、今後は町内関係者と考えていかないといけないですね。
昔のアフター5は飲んで騒いでというのがありましたが、今の若い方たちに合わせて対応していくことも必要なことが、皆さんのお話を聞いていて思いました。

今井:我々、飲食店の役目は町の魅力を発信していく上で、大きいと思っていますが、自身のお店の口コミをネットで見ると、見ていられない部分もあります。ただ、お客さまが「おいしかったよ。」とか「また来るよ。」とか言ってくれるとうれしいですね。常連さんはもちろんですけど、初めて来店された方に言われると、非常にうれしいです。いかにまた来てくれるかと言うことも考えながらやっていかなくてはならないですけど、体を大事にしながら営業しないといけないですよね。倒れた次の日から閉店もあり得ますし。

◆そばのまちのこれから
今井:今後PRしていく新得の魅力は何だと思いますか。

岩本:インターチェンジと道の駅、駅前整備などが進められていて、JRが通るし、札幌も比較的近く、アクセスが良いので新得駅を1つの拠点として西部十勝のハブ化などができると、バスを使って新得の道の駅に行けたり、近隣町を周遊できたりなど、人を動かすことができて、理想的だと感じます。

今井:ぽっかぽか心トークで新得は北海道の重心に位置するので何をするにも立地が良いという意見がありました。道内どこに行っても3~4時間程度で行けるので、アクセスが良いと感じますよね。

渡辺:10月に仙台の秋保温泉に行って「アキウルミナ」という光のイベントを見てきました。いわゆる自然を生かして、ライトアップをするイベントですが、こういうイベントって新得でもできるなと感じました。新得って自然が豊かなので、いかにきれいに見せるかが大切だと思います。北海道の自然は豊かですけど、例えば草をきれいに刈って、何でもないところをきれいに見せる感覚というか、道民は自然が身近にありすぎて、乏しいところがあるので、上手く整備した自然を見せられればと思います。

細川:私は、やはり「そば」の2文字の印象が強いですよね。住んでみると、とてもいい町だなと感じましたし、やっぱり住まないとわからないですよね。お客さまの感覚も、やっぱり「そばのまち」っていう認識の方が多いので、町のSNSの強化などをしていけば自然と「新得のお店に行こう!」という方も増えていくのではないかなと思います。

中原:細川さんも言っていたんですけど、本当にそばのイメージが強くて、新得に住むまでは、みなとや2回と新そば祭り1回の通算3回しか、訪れた事がありませんでした。住むといろいろな魅力が知れるんですけど、町外の方たちにどのように魅力を発信していくのかが難しいですね。

今井:ただ、「そば」と言うものに頼りっきりでもダメかなと考えます。今後は駅前やインターチェンジ整備もあり、すごい期待はしていて、流れが大きく変わると思います。インバウンドを含めたお客さまが多く来ることも予想されるし、その時に飲食店側でわいわい食べて飲んでくれるような受け入れ態勢が今後できればいいですよね。役場や観光協会でも、例えば外国人の方を雇用して、電話・メール・SNS対応などが上手くできる町としてインバウンド対応ができたらいいなと思います。近隣町も行政と商工会などの町民が足並み揃えて頑張っているので、新得町も行政だけではなく、私たち飲食店側も一緒になって盛り上げていきましょう。

浜田:行政の立ち位置は、町の状況を考えて、背中を押すことが役割です。新得町のような田舎町は、行政と飲食店は一緒に考えて、やっていかなくてはいけないと思います。今抱えている、どんな悩みでも課題でもいいので、言ってくれると、行政も助かります。町全体で一緒になって前に進めば、もっともっと新得町は前に進んでいけます。町内でやる気のある方はたくさんいると思いますので、そういった方々を新得町は全力で応援します。みなさん「食べて、飲んで、笑って」、幸せな年にしましょう。

ご協力いただいたみなさまありがとうございました

○みなとや
住所:2条北1丁目1番地
【電話】64-5745
営業時間:11:00〜15:00
定休日:木・日曜日

○S/uno(エスウーノ)
住所:1条南1丁目5番地
【電話】67-7566
営業時間:
・昼 11:00〜14:00
・夜 17:00〜21:00
・バー営業 22:00〜26:00 ※土日のみ
定休日:月・火曜日

○新得地鶏本家 壱杯家
住所:本通北1丁目53番地4
【電話】67-7533
営業時間:17:00〜23:00
定休日:日曜日

○snack f
住所:本通北1丁目40番地1
【電話】67-9500
営業時間:20:00〜24:00
定休日:日曜日

○たこや
住所:屈足旭町1丁目20番地
【電話】65-2957
営業時間:12:00〜21:00
定休日:水・木曜日

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