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≪特集≫CHANGE 駅前 駅前複合施設工事始まります(2)

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北海道新得町

ワクワクとまらないキッズスペース

◆子どもがのびのびと遊べる遊具
・ネット遊具
雨天でも子どもが体を動かして遊べる場として、ネット遊具を設置します。ネット遊具は、子どもの探究心を促進し、平衡感覚や全身運動で、子どもの発達をサポートします。円錐型のネットは「森のたいじゅネット」と題して、大きな木をイメージしたネット遊具で上下階を移動できる空間とします。

・多様な遊びの場
幼児向けの磁石が付くイラストウォールや小さな滑り台とクライミング、2階から降りる大きな滑り台、乳幼児コーナーなど、子どもたちの発達に合わせて様々な遊具を設けます。

・見守りやすい配置
隣には保護者が見守れる休憩スペースを設け、子どもたちの遊びを見ながら保護者が休むことのできる場をつくります。

◆1階
・マグネットウォール…マグネットを自由に動かして子どもの想像力を刺激します。
・チューブ滑り台…2階から1階に滑り降りるトンネル型の滑り台です。断面がポコポコしており、何度も滑りたくなる形状です。
・ネットリングラダー…たいじゅネットと1階フロアを結ぶネット筒形クライマーです。
・ネットスロープ…大人も登り降りしやすい動線で、たいじゅネットと1階フロアを繋ぎます。踊り場を中継するので小さい子どもも安心して利用できます。
・スロープクライム…グリップをつかんで登ったり、お尻で滑ったり、勢いをつけて駆け上がったりと、自由でダイナミックな遊びが楽しめる斜面遊具です。

◆2階
・森のたいじゅネット…大きな木をイメージした2層構造のネットフロアです。1階からアクセスでき、2階のキッズスペースに繋がっています。

◆プロジェクションマッピング
キッズスペースの壁面を利用しプロジェクションマッピングを計画します。天井部分に超単焦点プロジェクターを設置して、壁面に向けて映像を投影します。ただ見るだけではなく、子どもたちが画面に触れたり近づいたりすると、キャラクターの映像が変化したり、動きがあるといった仕掛けなども取り入れながら、ファンタジー性があって、子どもたちが遊びながらも自然を学べる場、近隣にはない場所を目指して進めていきます。

▽ストーリーイメージ
新得町は道内で海から遠いまちの一つです。だからこその役割として、新得町のような豊かな森林から、豊かな海が育まれる、森林と海は繋がっているということをテーマに物語をつくります。
・新得町に魔法の本が落ちてきた。木の妖精や新得町の豊かな森林の恵み、栄養分が見え、豊富な水源によって海へ運ばれる。
・新得の栄養が河川を旅し、海へ運ばれる。森林と海を結ぶことで、新得町の自然が遠い海に届いていることを知る。
・海に運ばれた栄養が海藻の森や、魚の栄養となり陸上と同じように様々な生き物たちの生息の場となる。

◆鉄道遺産展示
鉄道で発展してきた新得町の歴史を学習できる場として、町に残る鉄道歴史掲示やジオラマなどを展示します。シンボル展示として、中央に新得駅構内と駅周辺のジオラマを作成し、Nゲージによる軌道再現と機関車などの走行を再現し、動的に楽しめる展示とします。
展示室壁面には鉄道と共に発展した新得のまちをキーワードに新得町の歴史を振り返りながら、「根室本線」「北海道拓殖鉄道」「十勝上川森林鉄道」のそれぞれが、まちの発展に寄与し、北海道の開拓を支える要所であったことを伝える情報展示を行います。
その他、町や鉄道の歴史の写真を振り返るスライドショーや、実験線の映像放送などを常設で展示し、企画展などの際には放送内容を変更し、フレキシブルに対応可能な機能とします。

◆今後の事業スケジュール[令和6年度以降分]

※外構工事…建物本体以外の「外回り」の工事のことです。駐車場や舗装などを整備します。

◆概算工事費[令和2年度〜令和9年度]

事業費、財源ともに現時点での概算見込額であり、今後の実施設計により変動する場合があります。
補助金収入や、過疎対策事業債の活用により、町負担を軽減するよう進めていきます。

※過疎対策事業債
通称「過疎債」と言われる町の借金のことで、毎年度返済する元利償還金(元金、利子の合計額)の70%が普通交付税によって措置される大変有利な財源となっています。わかりやすく言えば、町の借金70%を町にかわって国が支払う形となります。したがって残りの30%を町が返済することになります。

◆今後の事業スケジュール
複合施設・温浴宿泊施設の管理・運営は、指定管理者制度を活用した公設民営方式(町のお金で施設を整備し、民間事業者が運営を行うこと)とします。
運営を担う指定管理者は、町商工会が出資する「新得タウンマネジメント株式会社」を予定しています。
複合施設内のカフェや物販、宿泊施設など収益が見込める施設については、指定管理者による独立採算制とします。
《管理運営費用を収益が上回った(黒字の)場合は指定管理者の収入に、費用より収益が下回った(赤字の)場合も、指定管理者の負担となる》
管理運営方法の詳細については、現在、商工会と検討を進めている段階です。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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